ニューヨークダウがピークから20%以上下がったら追加投資を検討したい
株価が下がっていて年末に集計する総資産額に一抹の恐怖を抱いております。
なお毎月の積立投資分を見てみましたが、12/22の土曜時点で今年の2月の株価急落前と同じ金額になっています。
ボーナス枠で追加投資していない資産がこの状況ですので、今年はよくて入金した分しか増えてない状況ではないかと推測しています。
ただ、あまりにも悲観的になりすぎているのを見ますと、悲観が高まりつつ底に向かって行く状況下で投資を続けていくのが、相場のサイクルが一回りしたときに活かせると考えます。
投資で利益が出ているときこそ長期投資家にとっては必読の書。市場サイクルを極めるを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資を続けてきて幸運にも上昇相場に乗ることができましたが、リーマンショックを経験していないので、本当の下げ相場がいかほどのものか?と考える人は20代30代で結構いるんじゃないかと思うんですね。...
日経平均 -16.9%
ニューヨークダウ -15.1%
NASDAQ -22.1%
上海総合 -29.9%
日経平均とニューヨークダウは10月初旬が最高値になりますが、NASDAQは8月末、上海総合は1月と時期がずれています。
一部の人たちがグロース株終わってざまぁ的な意見もtwitter上で見かけますが、NASDAQで見ると思ったよりも下がってない印象です。
一方で、投資を始めて2年くらいがよくて1万円超えてる状況を経験してきたので、日経平均も下落した金額を見ると大きいと思いますが、率で見るとまだまだかなと思います。
個人的には20%~30%下がったら追加投資を考えてますけど、この調子では20%マイナスにタッチしかねない状況が近づいてきたなと考えます。
ということでどれくらい下がったら追加投資を検討するか考えてみました。
ニューヨークダウで考えるとピークからマイナス20%は21500ドルではあるが・・
27000ドル近くがニューヨークダウの最高値ですから、そこから20%下がるとすると21500ドル前後となります。あと1000ドルくらい下がればのレベルです。
27000ドルに至るまでの上昇は、過去を振り返ってもやや急でしたので平均回帰が起きてるのかなと。
下落幅が大きいのではないかという見立てで考えると、ややマイナスの比率を増やして21000ドル切って20000ドル台となった場合は、株式に関してアクションを起こして良い頃合いになるのではないかと考えます。
もちろんそれ以上に下がる可能性はあります。
ただし、底で多くのお金を投資するというタイミングはそうそう訪れるものでもなく、確実に拾える確率も低いかなと。
個人的には大きく下がったときからやや多めに投資をして底に近い値を拾うというのがベターな戦略と考えます。
リーマンショックを経験しておりませんので実際どうなのかは実感していません。なのでマイナス50%はありえるというスタンスで行きます。
小出しで弾を撃ち出して、10%さらに下がれば金額を増やすという方針で今のところ考えてます。帰省の移動の飛行機内で考えて年始に記事に出来ればなと。
幸いにもボーナスの手取り以上のドルが海外ETFの分配金で貯まってるので、有効活用していきます。
日経平均、NASDAQ、新興国株で考えてみると
では、米国株の場合ニューヨークダウで考えますが、他はどうなのか?
おそらく米国>米国外先進国(日本含む)>新興国の序列で下げ幅が小さくなるでしょう。これまでは米国外先進国よりも日本の方が下がるリスクは高かったと考えますが、政治体制を考えると欧州の方が危険な印象ですし。
個人的に投資をしてもいいかなと考えるレベルは以下の通りです。
- 日経平均が18000ぐらい or 社会主義者・共産主義者が支持者を含めている野党が騒ぎ出す
- NASDAQはマイナス35~40%近づいたら
- 新興国株式はVWOが30ドル前半
まずはホームカントリーの日本ですけどこれは18000ぐらいが目安かなと思います。
その前に経済政策もアホな野党が年金対策委員会などで騒ぎ出すと逆フラグなので、そちらの方が強力なシグナルかもしれません。あるいは紫ハマーが株価10000円予想をした場合も含みます。
NASDAQは現状ピークからマイナス22%で思ったより下がってないですが、あと10数%下がるようならば投資の機会になるかなと思います。
なんだかんだでGAFAの数社が覇権企業と化する可能性は結構あると思うので、機会が来たら一部投資してみたいなと。
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ジム・クレイマーが提唱した注目する成長企業群FANGですが、2年前にはそれがNetflixがアリババに変わってFAAAになってたりとやはり成長企業は移り変わりが激しい印象を持ちました。...garboflash.blo...

数年前のときに30ドル割った状況を見ますと、30ドル前半ならば投資を考えたいですね。
地政学を意識して特定地域に投資できるような対象がないのが多いのがネックではありますが。
逃げ出す人を横目に弾を撃ち続けられるか?
幸運にも投資を始めるのが2011年と良いタイミングでしたが、2015年後半からの1年はそれなりに厳しさのある1年でした。
2016年以降に投資を始めた人はかなりの試練になるかもしれませんね。とくに2017年はかなり恵まれた相場ですし。
投資を辞めちゃう人も出てくるでしょうけど、ゴールは数十年先であることを考えると、逃げ出す人を横目に弾を撃ち続けるということが重要になってきそうな状況が近づいているのかなと。
その状況を乗り切るには市場サイクルという5年とか10年スパンの長い期間で見たときにどう行動するかを意識するのがよいのではないかと考えます。


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