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米国株

2018年はGEが足を引っ張りながらもNYダウに逆転勝ち!2019年のダウの犬10種を確認してみた

dow-dog-2019.jpg

ダウの犬というNYダウ構成30銘柄の内、配当利回り上位10社を1年保有して、翌年また上位10社を選んで投資を繰り返す投資方法があります。

この投資法は意外と有効で以下のように本も出てるんですよね。


実際2001年から2017年の間で16戦して10勝(ほぼ互角の年が2年あり)と高勝率を誇っています。

配当利回りが高い=割安且つ米国を代表する優良大型企業という2つの要素が絡んでのが大きいでしょう。

とはいえダウの犬の10銘柄に選ばれても冴えない銘柄はあるわけです。昨年10銘柄に選ばれた企業は以下の通り。

いぬ年の2018年ダウの犬投資法の対象10銘柄のパフォーマンスを調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ダウの犬というNYダウ構成銘柄30種のうち、配当利回りが高い銘柄を10種類選んで投資する方法があります。ちょっと古い2014年までのデータですが、2001年からの年間平均では犬が8.9%、ダウ平均が7.65、S&P500が7.25%。2014年1年間、2010年~2014年の区切りでも犬がダウ平均に勝っていました。...

ベライゾン VZ
ファイザー PFE
シェブロン CVX
P&G PG
シスコ CSCO
コカコーラ KO
IBM IBM
エクソン・モービル XOM
GE GE
メルク MRK

GEは昨年株価が下がり続けて、とうとうNYダウから除外されてしまいました。

では、昨年のパフォーマンスと今年のダウの犬10種について調べてみました。

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2001~2018年のダウの犬 vs NYダウ


2001年から2018年のダウの犬10種とNYダウのパフォーマンスを比較すると以下の通り。

dowdog-NYDOW-20190105.png

ITバブル~リーマンショックの間の期間はバリュー株が好調だった影響でしょうか、大きく勝ち越す年も目立ちます。一方で、リーマンショックの頃はNYダウに負けてるというのも特徴ですね。

そんなダウの犬の昨年のパフォーマンスは0%、対してNYダウは-4%でダウの犬の勝利となりました。

GEが-55%、IBMも-22%、エクソンモービル、シェブロンも原油安で-10%程度下がったのですが、その分をメルクが+39%、ファイザーが+24%、シスコ+16%、ベライゾンが+11%とカバーしたのが勝因といえそうです。

2019年のダウの犬10種は?


では、今年のダウの犬10種のラインナップはどうなっているのか?

銘柄ティッカー
IBM(4年連続)IBM
エクソン・モービル(5年連続)XOM
ベライゾン(15年連続)VZ
シェブロン(6年連続)CVX
ファイザー(15年連続)PFE
コカコーラ(3年連続)KO
JPモルガンJPM
P&G(2年連続)PG
シスコシステムズ(4年連続)CSCO
メルク(11年連続)MRK

何年連続でダウの犬10種に入っているかも併記してみましたが、10年超えてる企業が3社もあります。

2018年からの入れ替えはGEが除外された後、JPモルガンが加わった以外は変化なしという結果ですね。

ちなみに2001年からのダウの犬10種の変遷は以下の通り。

dow-dog-2001-20190105.png

色つけたベライゾン(VZ)、ファイザー(PFE)、メルク(MRK)、シェブロン(CVX)の4社がほぼ上位に絡んでいることがわかります。

2016年からそれまで6年連続トップだったAT&Tが消えたあとは、IBMと原油安の影響でXOM、CVXが上位に顔を出すようになってきました。

10年以上ダウの犬10種に入ってるベライゾン、ファイザー、メルクでポートフォリオを組んでみると・・


2001年からの推移を見ていると、10年以上ダウの犬に入ってるベライゾン、ファイザー、メルクの3社でポートフォリオ組むとどうなんのかなと思って調べてみました。

VZ-PFE-MRK-portfolio-growth-20190105.png

パフォーマンスはダウ平均のETFとほぼ差がない結果になりました。

VZ-PFE-MRK-portfolio-returns-20190105.png

ただ、この3社でポートフォリオ組むと米国市場との相関性も0.6と低めになります。また、マイナスの年がないという安定感ですね。

VZ-PFE-MRK-annual-returns-20190105.png

2009年以来で見てみますと、ダウ平均が不調傾向の年はパフォーマンスが良い傾向ありでした。

個人的にはiシェアーズのHDV経由で投資をしている3社なので、とくに追加投資をする必要はないと考えてます。

しかし、ダウの犬のパフォーマンスを見ると、この3社は詳しく調べてみても面白いかなと思いました。

まぁ、AT&Tみたいに除外されてしまうリスクもあるので、長期にわたって保証できない可能性もありますけど。
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