Portfolio Visualizerで過去40年以上のポートフォリオのパフォーマンスを調べてみた
ETFなどを使ってポートフォリオのパフォーマンスを見るときに使用しているサイトとして「Portfolio Visualizer」を使用しています。
SPDRのETFがでる1980年代から検証できるので重宝しています。個別株も検証できますし。
10銘柄以上の個別の米国株や海外ETFのポートフォリオを検証できるサイトを見つけたので紹介するよ - 関東在住福岡人のまったり投資日記
海外ETF10本ぐらいに分散して投資をしておりますので、過去このポートフォリオだとどうなったのか?という観点のデータが欲しくてETFreplayというサイトを使用していて、ブログにも掲載しています。...
書籍である程度しることはできますが、実際に調べてみたいなと考えてました。
別サイトでPortfolio Visualizerの1980年ぐらいからのグラフを見かけまして、あれ検証できるんかいなと。

期間が長すぎて対数表示になっておりますがw
ということでいろいろと調べてみました。
レイダリオのオールウェザーポートフォリオも選択肢である
基本はカスタムでポートフォリオを生成できるのですけど、著名投資家のポートフォリオも見れます。
レイ・ダリオのオールウェザーポートフォリオも選択肢に含まれていました。

金も同様に1972年から確認することができますけど、コモディティは2007年頃からのデータになってしまうので、オールウェザーポートフォリオも2007年からしか確認できませんでした。
全項目確認したわけではありませんが、REITも1994年頃からの数値となります。
債券は1978年頃からだと数値が取れます。ですので、過去40年分のポートフォリオは作れそうだなと。
ちなみにポートフォリオの選択肢は、レイ・ダリオ以外もイェール大学財団の最高責任者のディビッド・スウェンセンのポートフォリオもありました。
イェール大学財団最高責任者がおすすめするポートフォリオを再検証 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
長期投資を行う上で、投資をする心構えから投資資金の確保、参考になるポートフォリオまで網羅している「世界のエリート投資家は何を考えているのか」は投資初心者向け本としてもオススメしたい本です。...
米国株:米国10年債:米国長期債=6:2:2の過去40年のポートフォリオ
ひとまずレイ・ダリオのオールウェザーポートフォリオに近い米国株:米国10年債:米国長期債=6:2:2の以下のポートフォリオを調べました。

債券だけでなくバンガードのS&P500のファンドも1978年から確認可能ですので、比較してみました。

株式が大きく上昇した後に劣後することもありますが、債券のバランスをとって対数表示でこの結果ですから、良いポートフォリオじゃないかと考えます。

一番悪い年でもマイナス14%程度で済みますし、ベストの年もさほど差がないですからね。

年次で見ると株価が好調な年で何年かで大きく負けてますが、大きな下落の時の耐性は確かなものがあります。
過去40年とは行かないまでも著名投資家のポートフォリオのサンプルもありますので、いろいろと検証してみようと思います。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 過去40年の米国長期債の組入れ効果
- 楽天バンガードから全世界債券ファンドが登場したけど、全世界株式のVTと比べると米国や新興国の比率は低い
- Portfolio Visualizerで過去40年以上のポートフォリオのパフォーマンスを調べてみた
- 2018年米国株のスマートベータ(バリュー、グロース、低ボラティリティ、モメンタム、サイズ、配当)のパフォーマンスを調べてみた
- 2019年度NISAの投資可能枠が確定しました