需要があるかわからないけど今年もやるよ。2019年Jリーグ展望(J1編)
今週Jリーグ開幕ということで、もはやいつなんのために始めたのか記憶がないのですが、毎年恒例の展望を行いたいと思います。
投稿日時的に1試合開幕しておりますが展望します。2018年Jリーグ展望(J1編) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投稿時間的に1試合ほど終わっておりますが(書いてるのは週初め)、J2に続いてJ1も2018年の展望したいと思います。昨年は鹿島、川崎、柏あたりは適切な予想ができたと思ったのですが、磐田に関しては降格争いと予想したら、守備が堅くなるは、川又が復活するわで完全想定外。セレッソは監督がまともになったものの中位ぐらいと予想でコメントなしだったのにも関わらずまさかタイトルまで取るとは。...
にしても2010年ころのスペイン最強時代に戻って、Jリーグにトーレス、ビジャ、イニエスタが揃うとか言われても信用するような人間はいないでしょう。
まぁ、ポドルスキーだけとかなら、楽天マネーでまたサカつくしちゃったんだねで終わるんですけど。
今シーズンから外国人枠が緩和されたので、チームによっては攻撃外国人で頑張れ、日本人で守るというチームも出てくるかもしれません。
上位と前評判いいけどこけそうなチームは長め、それ以外は簡潔に今年は全チーム書きます。
優勝争い
川崎フロンターレ
優勝争いの中心は3チームかと思いますが、単勝オッズ1倍台の1番人気と言っていいでしょう。
リーグナンバー1右SBのエウシーニョが流出したのは痛手ですが、新外人と馬渡補強である程度は穴埋めできるかと。
それ以外の足りてなかったFWとCBで新外人、ボランチ含めて全部こなせる山村の補強で正直2チームできる戦力があるかと。
複数タイトルの可能性はありますし、このサッカーで是非アジア(ACL)を制してほしいなと思うのです。
一番タイトルを取ってるのは鹿島なのですけど、鹿島を除いた中でもっとも鹿島出身の指導者が指揮してるチームですので、黄金時代を迎えるのも必然なのかもしれません。
浦和レッズ
ここ数年ネガティブに書いてきましたが、今年は割とポジティブな印象。ただし、川崎をシーズン通して凌駕できる印象はないです。
規律重視のオリヴェイラと広島勢が合わないように見えたのですが、そこから立て直して天皇杯制覇。世代交代がある程度進んで、若手も芽が出始めつつあります。
山中、杉本、鈴木の補強も悪くはないのですが、やや攻撃力の面の迫力が弱いかな印象です。
鹿島アントラーズ
基本的にこのチームは守備重視の補強が多い印象なのですけど、この1年で植田→昌子→西と3人代表クラスが抜ける事態に。その代りのDFは補強できていない印象。
西の穴は埋めることが可能な人材はいると思いますけど、日本代表CB2人が1年で抜けた穴はかなり大きいでしょう。
ジーココネクションで昨年のセルジーニョのような人材を連れてくる予定なのかもしれません。
鈴木優磨と安部裕葵にはとくに代表でも期待したい。
台風の目になれる可能性あり
清水エスパルス
昨シーズン監督のヨンセンが優秀なので降格争いには加わらないだろうと思って書かなかったのですけど、今年は更に上に行って優勝争いまで加わってくる可能性があるかと思います。
ただ、心配なのは得点源のドワグラスが不整脈で一時帰国したこと。万全でないとなるとちょっと空気は変わります。
とはいえ松原、立田、金子、北川、中村慶と面白いタレント揃っていて、長谷川健太政権時代の岡崎とか藤本がいた頃以来久々に面白いチームじゃないでしょうか?
ガンバ大阪
下手したら最下位で降格じゃないかと思われましたが、ファン・ウィジョと今野が復帰して遠藤もコンディションが上がり結局中位まで押し上げてフィニッシュ。
未知数だった宮本監督の手腕は評価されていいでしょう。
今年はCBの補強もできましたし、後半躍進の立役者の1人の小野瀬も最初からいるので、上位に食い込む確率は高いかと。
問題はファン・ウィジョとキム・ヨングォンは夏の欧州移籍のうわさもある点。
中村敬斗筆頭に有望な若手は多いんですが、結局終盤の連勝は遠藤と今野依存が変わってないことの証左なのもネックです。
コンサドーレ札幌
昨シーズン4位と躍進しました。都倉、三好が抜けたのですけど、鈴木武蔵と中野の補強で穴は埋めれると思います。
2年目で熟成して昨シーズン同様の勝ち点を積み上げるポテンシャルはありそうな印象です。突然守備が崩壊する監督なのは気がかりですが。
セレッソ大阪
ジェットコースタークラブなので、タイトル獲得した翌年に監督交代、主力が3人も移籍はこけるフラグ臭がしますけど、補強はいいと思うんですよね。
ただ、規律重視のユン・ジョンファン追い出して、これまた規律重視のロティーナ。
昨年の噂が本当ならまた指揮官を追い出しかねないと思いますが。
中位
ヴィッセル神戸
多分、前評判はいいけどそこまでないんじゃないかと。
地味に伊野波とか藤田が抜けていて、山口一人でビジャ、イニエスタ、ポドルスキーを支えきれないような印象。
中坂、増山、郷家、古橋と面白い若手は多いんですけどね。
サガン鳥栖
権田が移籍して前評判低めなのですが、FWはイバルボが帰ってきてトーレス、クエンカ、金崎とシュートが入るか怪しげな面子とはいえ強力でしょう。
その後ろも小野とか高橋トリオとかいて面子は悪くないので、良くも悪くも監督の味付け次第という印象は強いですが、そこまで崩れないかなと。
しかし、サイゲームズ撤退したのにCBの外国人も補強していてお金どうなってるんでしょう?
湘南ベルマーレ
昨シーズンはタイトル獲得。ライザップマネーの効果か選手の流出も少なく、選手層は厚くなった印象。
ただ、FWが物足りないんですよね。いいFWいたらなと昨年の名古屋との最終節見てて思ったので。
ジュビロ磐田
最終節悲劇的にプレーオフに回りましたが、格の違いを見せつけて残留。
低迷した原因はムサエフとアダイウトンの長期離脱によるところなので、今年は昨年ほど崩れないかなと。
いい若手はいる一方、長期政権でマンネリ気味且つベテラン偏重なのは気がかり。
下位低迷~降格争いも
名古屋グランパス
多分前評判は高いと思いますけど、ボランチから後ろは昨シーズンとほぼ変わりないので、ランゲラックがシュートを防いで失点減らしているだけのざる守備です。
攻撃陣も攻撃的サッカーといいつつ実態は外国人の個人技頼みなのでジョーに何かあったらCFいません。対策取られて連敗の公算が高く上位には行けないと見ました。
マスコットのグランパスくんは頑張ってるのですけどね。
横浜Fマリノス
昨シーズン得失点のおかげで残留しましたが、監督のクビが飛びそうな不穏な空気がありました。そして主力が3人流出。
一応穴は埋めれてますし、後半は守備がまともになってはいましたが、開幕してディフェンスがハイラインだったら危険でしょう。
ベガルタ仙台
天皇杯準優勝から一転、主力の引き抜きで戦力ダウンは否めず。楽天と違って震災時に仙台に残っていた姿勢が報われてほしいのですが。
ハーフナーや平山がダメでまた長身FW(長澤)取るのはどうなのかと。
FC東京
昨シーズン後半失速したチームその1。
相変わらず補強しなきゃいけないときにあまり補強しないのが謎です。どうやら外国人FW獲るようですけど。
ディエゴ・オリベイラが対策されて点取れなくなってたの見ますと、今年も得点力不足に悩む公算は高いでしょう。
ユースが強いけど、育成実績のあるヴェルディと勢いのある川崎が近場なのだから、安泰としていられない状況じゃないでしょうか。
サンフレッチェ広島
昨シーズン後半失速したチームその2。
こちらは補強したけど、ACLあるので去年の柏の二の舞の可能性がある。代表監督が森保なので選手が招集されやすいのもネック。
なんかFC東京が落ちたときと同じ臭いがするんですよね。
昇格組
大分トリニータ
小塚とか伊藤とかオナイウとか面白いタレントを補強しています。
ただ、守備がJ1で通用するかなと。監督の片野坂は有能だと思いますが。
松本山雅FC
一応J2を優勝したチームはJ1に残留する確率高いのですけど、補強は先を見据えての若手有望株中心なので、外国人FWが当たられば前回昇格時よりは面白いかなという印象。
個人的に前田大然は期待しているのでJ1でどこまでやれるか注目してます。


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