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海外ETF

バンガードがETFのコストを値下げしたので、iシェアーズやSPDRも含めてコストをまとめてみた

vanguard-ishares-SPDR-hikaku-20190310.jpg

バンガードが10本のETFの値下げを行い、さらにVOO、VTI、BNDというコアとなり得る米国株や米国債ETFのコストも値下げを発表しました。

バンガード、VSSとVWOを0.12%、VTやVGK、BNDXなどを0.09%、VYMを0.06%に値下げ - 関東在住福岡人のまったり投資日記

バンガードのETFは定期的に経費率の値下げが行われているわけですが、2月と4月はだいたい毎年経費率改定のお知らせが発表されています。ただ、SPDRの低コストETFの登場やiシェアーズとのコスト競争は続いてはいるものの、バンガードもiシェアーズも経費率値下げの機会は減ってる印象があります。...

元々2月末と4月末に多くのETFの値下げを発表する傾向がありましたが、2月末とVOO、VTI、BNDの3本の値下げ発表を見ておりますと、SPDRやiシェアーズを意識してのものでしょう。

iシェアーズのブラックロックととSPDRのステートストリートの3社で寡占の市場ですが、資産規模ではブラックロックとバンガードの一騎打ち状態。

そこにステートストリートのSPDRが超低コストETFを出してきて、コスト競争面ではバンガードの上回るETFが増えてる状況でした。

ステート・ストリート(SPDR)から超低コストETF18本が登場したので、iシェアーズやバンガードのETFとコストを比較してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ここ数年バンガードやiシェアーズの米国籍のETFで、新規取り扱いの開始がない状況が続いていますが、第3勢力的な立ち位置であったステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社(SSGA)が動いてきました。...

今回バンガードの主要なETFが値下げになりましたので、コスト面の競争でも変化が現れます。

そこで、バンガード、iシェアーズ、SPDRの主要なETFのコストの現状をまとめてみました。

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iシェアーズ、バンガード、SPDRのETFとコストを比較


iシェアーズ、バンガード、SPDRの主な主要カテゴリのETFのコストをまとめますと以下の通りです。

vangaurd-ishares-SPDR-ETF-cost-20190310.png

黄色で示したiシェアーズのETFは日本の大手ネット証券では取り扱いなし、オレンジは2月末から3月初めにかけてコストダウンが発表されたバンガードのETFになります。

バンガードがコストダウンしたことで、コスト最安で動きがあったのは以下のカテゴリです。

  • S&P500→バンガードのVOO一歩抜け出す。
  • 米国株総合→ITOT、VTI、STPM横並び
  • 米国高配当株→バンガードのVYMがSPYDを追い抜く
  • 米国外→バンガードのVEUが一歩抜け出す
  • 全世界株式→バンガードのVTがぶっちぎり
  • 新興国株→バンガードのVWOがSPEMとの差を縮める
  • 新興国債券→米ドルヘッジ付同士だとバンガードのVWOBが差を広げる
  • 米国債券→バンガードのBNDがSPABに並ぶ
  • 米国外債券→バンガードのBNDXがIAGGに並ぶ

基本的にはコスト面でトップを狙ってきているのは明らかですね。

米国バリュー株(VTV)、米国グロース株(VUG)、米国外先進国(VEA)はSPDRに負けてる状況ですから、近いうちに値下げがあってもおかしくないのではないかと考えます。

3社比較すると全般的にコストが低いのはバンガード


iシェアーズのコアシリーズやSPDRの低コストETFが後発で登場してきたのは、バンガードへの対抗という意味があります。

なので一覧表見てて思うのは、低コストETFシリーズから漏れてたりするETFも存在するので、全般的にコストが低いのはバンガードかなという気がしますね。

iシェアーズはバンガードに取り扱ってないグローバルセクターETFとか新興国の単一のETFが多く存在するのですけど、その割にはバンガードのVTのような全世界株式のETFはコアシリーズに入らず、ACWIはコストが高いままだったりします。

同様にSPDRも米国外債券や欧州株のETFはコストが高いままですからね。

とはいえ同じカテゴリでコストが横並びに近い状態でも、バンガードのETFとiシェアーズ、SPDRのETFではポートフォリオの構成なんかも異なっている場合があります。

今回値下げされたバンガードのETF以外でも十分に安いコストなわけですから、どういうポートフォリオになっているかや、同じカテゴリのETFと比較を行って、自分の投資スタンスにあったETFをちょいするした方がよいのではないかと考えます。
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