サクソバンク証券の特定口座対応開始は来年1月1日から?さてどうしたものか。
サクソバンクの口座を1月に開設して2ヶ月経過しました。
特定口座の取り扱いは比較的早いだろうなと考えましたので、特定口座の取り扱いが始まったら、最初に入金した10万で投資を始めるかと考えていました。
サクソバンクの口座を開設したので、口座開設手続きをまとめてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
年始に今年の投資方針の1つとしてサクソバンクの口座を開設して、興味あるETFへ投資を開始と書きました。3月末にかけて例年体調崩すか仕事が繁忙になるどっちかですので、いまのうちに進めておけということで口座の開設を完了しました。...
特定口座前に慣れるために購入もやってみようかとも考えていましたけど、仕事が繁忙だったためそのまま放置状態でしたし。
流石に4月になってスケジュールがわからないようだったら問い合わせようかなと考えていました。
するとしびれを切らして問い合わせた人がいたのですが、どうやらサクソバンク証券の特定口座対応は来年からの予定だそうです。
年の途中からではスタートできない制度上の問題とデンマークの本社の問題?
では、なぜ開始時期が2020年1月になったのか?
【悲報】サクソバンク証券、特定口座は来年1月1日から
年始からじゃないとスタートできないということと、税務署が要求するシステムの水準が高く、デンマーク本社と税務署の理解を得るのが大変とのこと。当初は、特定口座源泉徴収ありに対応すべく準備していた。
しかし、国から「特定口座源泉徴収ありは年の途中からではスタートできない」と言われたので、せめて特定口座源泉徴収なしを先行させようと試みた。
税務署が要求するシステムは、当初の想定を超えて複雑だった。税務署の求めるシステムの水準をデンマーク本社に伝え、理解させ、承認をもらうのも大変だった。
我々は頑張っているが、税務署と本社の双方の理解を得る必要がある。そのため、夏頃というアナウンスも努力目標であり、秋やそれ以後にずれ込むかもしれない。
特定口座源泉徴収ありは、2019年内にシステム対応を完了させないと、2020年の途中から開始することができないため、2021年1月からのスタートになってしまう。
我々としても、特定口座源泉徴収ありの開始時期を2020年1月とすることは死守したいと考えている。
この内容だと想定よりも日本の制度が厳しく、さらに日本に進出したのにデンマーク本社はなんか甘いなという認識を持ちますね。
昨年発表で1年以上かかるというのはちょっと発表が早かった感も否めないですね。
他社がつけいる隙ができていないか?
サクソバンク証券の強みとしては大手ネット証券では取り扱いのないETFや欧州株、DRIP(配当再投資)の対応があるので、特定口座対応に対してこれは!と思うところがあったわけです。
ところがこれが来年までとなりますと、他社が対応してくる可能性があるかと思います。
もちろん取り扱いのないETFに関しては、バンガードやブラックロックが金融庁に申請が認められないといけないため難易度は高め。
欧州株に関しては制度上の問題はあるでしょうね。サクソバンクは本社の地の利があるでしょうし。
となるとDRIPかなと思いますが、税務署が要求するシステムは当初の想定を超えて複雑だったという話を聞くと、国内の証券会社でもそれなり超えなきゃいけない壁はありそうな印象です。
現状大手ネット証券は3社横並びな感じですので、仮に1社DRIP対応したら、3社とも対応するようになるんじゃないかと思いますけど、今後どうなることやら。
サクソバンク証券分の投資をどうするか?
個人的に買ってみたいと思うETFや欧州株はあるだけに特定口座対応前までには取引は覚えておいた方がいいかなと考えています。
仮に他の証券会社でDRIPが始まったとしても、わたしの買いたいと思ってるETFの取り扱いが始まる保証はないですし。取り扱いが始まったら話は変わりますけど。
幸い確定申告に必要な資料はシステムから印刷できますし、郵送も希望すればできるようです。
確定申告に関するお知らせ
今年は連休も長いですし、4月になると流石に仕事も少しは落ち着く見込みですので、来月には初回入金分で少額投資してみようと考えています。
取引を開始しましたので、取引方法についてまとめてみました。
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