BNDやTLTあたりに投資する好機は去りつつある?
3月末で資産を集計していたのですが、3月は株式が上昇していないように見える状況。
一方で、先進国の債券が結構増えてる印象を持ちました。
昨年BNDが80ドル切ってから投資するチャンスじゃないかと思って、冬のボーナスでは重点的に投資しましたが、ようやくそれが報われる展開になったかなと。
ここまで下がるとBND、LQD、BLV、TLTあたりの債券ETFに手を出したくなる - 関東在住福岡人のまったり投資日記
月が変わりまして先月末時点の総資産の集計を行いました。自動化可能ではあるのですが、各資産の状況を確認してインプットしておくために手動でやる部分も残しています。そこで所有しているインデックスファンドや海外ETFを見ても前月比で下がってるファンドばかりでしたね。1...
株式が不調になったときのディフェンスになる部分が必要と考えてますが、価格が上昇してくると去年ほど重点的に投資する環境は遠のくかなと考えます。
ということで米国債券、米国外債券、新興国債券の現状を確認してみました。
主な債券ETF(BNDX,BND,BLV,LQD,TLT,VWOB)の現状
主な債券ETFをピックアップしてみました。
- バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)(ティッカー:BNDX)
- バンガード・米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)
- バンガード・米国長期債券ETF(ティッカー:BLV)
- iシェアーズiBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(ティッカー:LQD)
- iシェアーズ米国国債 20年超 ETF(ティッカー:TLT)
- バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(ティッカー:VWOB)
過去1年で調べてみました。
秋口はかなり下落したのですが、それを取り返して1年前よりもプラスの状況になています。

過去1年だと債券が冴えなかったという面もあるので、過去5年まで広げても長期債はプラスですし、BNDもほぼ同じような価格まで回復しました。

先進国債券も新興国債券も上昇していて、ひねって投資してみる価値があるかというETFはない印象なんですよね。
米国の10年債も2.5~3.0%の間を行ったり来たりしてましたが、2.5%割り込んでしまいましたし、
80ドル切った昨年2月頃からの好機が去りつつある印象ですね。
ニューヨークダウが600ドル以上下落したが、気になるのは金利上昇と80ドルを切ったBND - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ニューヨークダウが久々に665ドルマイナスという大きな下落になりました。...
金やREITも割安というわけではない。
債券がダメなら金やREITかとなるわけですが、過去1年で見てもREITは+10%超え。

過去5年で見ても金は横倍ですけど、REITは上昇してる状況。

強いて投資をするならば金かなと思いますけど、金は2000年ころから見るとかなり上昇してる状況。
両方とも割安というわけでもないですし、比率をそこまで高める資産ではないという考えですので見送りかなと。
実質金利を調べてみると新興国債券の方がとも思いますけど、アメリカが崩れた場合は新興国の債券は無傷ではいられないでしょう。
参考記事:世界各国の実質長期金利を比べてみる
個人的には守り重視なので、投資対象を探すのが難しい時期の印象。
守りを意識する上でどの資産がいいのかを、4月5月と休みが多い時期にじっくりと考えたいと考えています。


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