ひふみ投信が一番投資している米国株はオーリーズ・バーゲン・アウトレット・ホールディングス(OLLI)
今年に入って相場が2017年頃の適温状態に戻った感があります。
4月にこの状態だとセールインメイの5月が怖いのですが、わたしが保有しているファンドはいずれも2019年は好調です。
インデックスに関してはレラティブストレングスの記事で調べる際に主要なETFの価格の変動は見てますが、投資してる中身が変わってる可能性のあるひふみプラス(ひふみ投信)に関しては毎月ではないものの、数ヶ月に1回見てます。
昨年の小型株絶不調時は叩かれるようになっておりましたが、相場が回復すると以下のようにTOPIXに対しては優位な状況です。上場はその後4ヶ月くらい音沙汰なしですがどうなってるんでしょうね。
参考:2019年 03月度
あまり騒がれてない状況ぐらいが好ましいと思えますが、今後米国株組入れこうかがどう出てくるか気になるところではあります。
で、組入れ上位10社も報告書に含まれてたのですが、上位10社を見ていてなんだこの会社と思う企業があったんですね。
いつの間にか米国株の組入れ上位はマイクロソフト、Amazon、VISAではなく、オーリーズ・バーゲン・アウトレット・ホールディングス(ティッカー:OLLI)という企業になってたのです。
ひふみ投信の外国株の組入れトップはオーリーズ・バーゲン・アウトレット・ホールディングス(OLLI)
2019年3月末の組入れ上位10社のうち組入れられてる外国株は1社。上位7社で抜粋すると以下の通りでした。
参考:2019年 03月度

オーリーズ・バーゲン・アウトレット・ホールディングス(ティッカー:OLLI)が7番目にランクインしています。
yahooだと企業の説明は米国のディスカウントショップ・チェーン企業となっていて、本社は本社はペンシルベニア州。
米国東部16州において185カ所の店舗で事業を展開していて、ブランドネームの物品(家庭用品、食品、書籍、寝具、キッチン・バス用品、カーペット、玩具、工具など)を格安価格で提供しているそうです。
東部に展開してるけどこれから先全国展開しそうというのは、藤野氏の著書でコスモス薬品などが度々出てくる傾向から、こういう地方から出てきた小売店が好みというのはあるかなと思います。
オーリーズ・バーゲン・アウトレット・ホールディングス(OLLI)
企業の概要はわかったのですが、では実際の業績はどうなっているのか?
まず売上と営業利益を見てみましたが、両方とも増加傾向。

ROEとROICも上昇傾向ですが、やや2019年分は鈍ってる印象も。今後店舗を拡大していくのが吉と出るか?といったところでしょうか。

ちなみに株価を調べてみましたが上場来約4年でS&P500に対してこの状況。

1年で見ても株価は値動きが激しいですが好調です。

PERが41.5、PBRが6ぐらいで割高の印象ですが、なかなか面白い着眼点だと思います。
ただ、Amazonもこういう格安の在庫も実店舗orネット上で扱うようになる可能性もあると思うので、その影響を受ける可能性があるのは留意した方がいい企業なのかなと考えます。


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