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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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投資関連本

キャッシュレス国家から中国新経済の光と影を知る

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連休中に中国関連の書籍を読んでいたら連休明けに米中貿易摩擦の問題が再発して株価が下がるという、相変わらずの自分の間の悪さを痛感する今日この頃。

米中貿易摩擦と歴史に見る、閉じられた中国と開かれたアメリカ - 関東在住福岡人のまったり投資日記

連休明けに米中貿易摩擦の協議が揉めてしまい株価も急落、為替も円高と令和の始まりでつまずいた印象です。とはいえ2019年になってからの上昇が大きかったこともあるので短期的な調整が起きるのは悪くないかと。...

とはいえ地政学的にアメリカと中国の間にある日本にとっては中国とどうかかわるかは将来にわたって一つの課題といえるでしょう。

「逆転の大中国史」は内モンゴル出身で日本に帰化した人から見た中国の歴史は別視点から見れて非常に興味深かったのですが、現状のハイテク技術関連の動向がどうなのかは別の視点から見たいなと。

そんな中、日本人から見た中国の現状がわかりやすい本を見つけて、ちゃんと光と影の部分が書いてあって良かったです。


著者は熊本出身で中国の大学に留学後、中国の大学の教授までなった西村友作氏で、日銀の北京事務所の客員研究員も勤めています。

中国礼讃本というわけではなく、北京駐在者の経験や知人、友人からのリアルタイム情報でこんなになってるのかと思うと同時に、仮に中国で進んだ技術を応用して日本に適用できる企業があるとすれば面白んじゃないかと。

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モバイル決済と「買う」「食べる」「移動する」「遊ぶ」


1章と2章でモバイル決済が普及した事情とキャッシュレスな中国人のリアルな生活状況が説明されていて、他の章の書いている内容も是々非々な意見ですので説得力ありました。

アリババとテンセントの動向に関しては注視した方がいいなと感じましたね(関連する中国政府の規制も含めて)。

あとシェア自転車が普及し日本でも導入した自治体がありましたけど、配車アプリが普及したためシェア自転車も減少しているそうです。単なる後追いでもダメですね。

モバイル決済が中国で普及する理由として偽札という話がありますし、わたしも大学時代の中国語の授業で講師が海賊版のCD見せびらかしてたのみてたので、それが主因と思ってました。

ただ、いまは海賊版も対策がネットの方に移行したので減ってるようです(逆にアニメのDVDなんかが日本で以前より売れなくてもやっていけるのは中国向けの版権が売れてるからでしょう)

現金に関しては管理を含めた様々なコストというのは日本でも今後進む上で金融庁なり、財務省なりで情報を示せば以降も増えるかもしれません。マイナンバーカードという事例もありますが・・

民間に任せてイノベーションが起きてきた


中国に関しては国主導の統制型による成長のように思われがちですけど、モバイル決済などは民間企業主体で発展してきた側面が強い印象を持ちました。

福岡市の明治時代における発展の過程に似てるなと思いましたね。人口規模の桁が100倍以上違いますけど。


結局民間側のイノベーションが重要ですので、国側のやるべきは規制緩和で、民間企業側は素早い決断が求められるということでしょう。

日本の場合、決断が遅いという面もあるのでその辺は改善していかないといけないなと読んでいて感じました。

ただし、信用スコア絡みでせっかく民間主導で発展してきたモバイル決済などが大きくなり過ぎたので、事前に規制しようとする動きや国家主導の規制の動きも目立ちだしてるようですので、今後大きくなった企業は難しいかじ取りを迫られるかもしれません。

信用スコアを日本式にアレンジできた企業が日本でも出てくるか?


読んでいてモバイル決済などが普及しているのは、中国人の国体制も関係するのでしょうけど、日本や欧米と比較して個人情報に緩いのが大きいと思いました。

であるならば信用スコアを日本式にアレンジする企業も出てくるかなと。

アリババやテンセントの経緯を見ますと近いのはソフトバンクとSBI連合か楽天がいまのところ近そうに見えますが。

今後は金融と結びつける、観光で来る中国人向けの決済との連携などが直近のカギとなりそうですが、この傾向が続くと先々は証券や銀行、金融持ってる銀行以外の大企業が強くなりそうです。

地方銀行の再編と絡んで近々大きな動きがあるでしょうし。

ともあれイノベーションで社会問題を解決するというのは、高齢化過疎化の問題がとくに大きい日本でも求められることだと考えます。

その点ではイノベーションで社会問題を解決する姿勢は中国の事例で学べるものは学んだ方がいいでしょう。

中国の現状を知る上で有意義な本です。

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