守りを意識したい時期ではあるが、BNDやBLV、TLTあたりにがっつり投資をするには踏ん切りがつかない。
5月中に夏ボーナス使った投資を考えようとしていてもう5月が終わろうとしています。
連休明けに雲行きが怪しくなってきましたが、CNNの恐怖&欲の指数を見ると30付近(50超えると強気)。
恐怖指数は高まっているのですが、昨年12月は一桁とかになってましたので、そこまでの水準までいってないという感じなんですよね。
とはいえ弱気の人が増えているので、債券辺りに投資するかというと個人的な意見は3月から変わらずです。
BNDやTLTあたりに投資する好機は去りつつある? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
3月末で資産を集計していたのですが、3月は株式が上昇していないように見える状況。一方で、先進国の債券が結構増えてる印象を持ちました。...
ただ、4月に株式に投資したりしたのでリバランスならば債券ETFを使いたいとは考えています。
ということでボーナスの投資枠を考えるために、主な米国債券ETFの状況を調べてみました。
主な債券ETF(BND,BLV,LQD,TLT,JNK)の現状
調べたのは私が投資をしている4本のETFと、ジム・クレイマーが指標になるといっていたTLT。
- バンガード・米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)
- バンガード・米国長期債券ETF(ティッカー:BLV)
- iシェアーズiBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(ティッカー:LQD)
- iシェアーズ米国国債 20年超 ETF(ティッカー:TLT)
- SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(ティッカー:JNK)
まず、過去1年のパフォーマンスを見るとBNDでも+3%を超えるレベルで、長期債ETFは5%超え。

BNDを70ドル台で買えてよかったと思えるレベルではあります。
これを5年で見てみるとどうなるか?

ハイイールド債のJNKはマイナスですがそれ以外のETFは割と上がったり下がったりが続いています。
原油価格の下落で1年位株価がさえなかった2016年の夏場が直近の最高値なだけに、仮にこのまま調整に入るとすれば、2016年ぐらいの水準には上がる可能性はあるでしょう。
シーゲル大先生「株式は長期的に見れば割高だが、債券は長期的に見てとびぬけて割高になっている」
ただ、ジェレミー・シーゲルのように債券は割高という識者も多いですし、それは一理あると思います。
ゼロ取引コストのニュー・ノーマル:ジェレミー・シーゲル – The Financial Pointer®
「株式は長期的に見れば割高だが、債券は長期的に見てとびぬけて割高になっている。
だから、株式の債券との比較における相対バリュエーションは、歴史上最高とは言わないまでも、とても有利になっている。」
ただ、割高というのはちょっと頭の片隅にはおいておかないといけないので、がっつり投資までは踏ん切りがつかないのが現状です。
だからといって金はさらに割高のように思えるので、難しい現状だなと思うのです。
ともあれリスクを取れる年齢ではあるだけに、ボーナスの9割は投資の方針を継続しつつ慎重に残り1週間で計画を詰めたいと思います。


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