バンガード・米国増配株式ETF(VIG)、経費率が0.08%から0.06%にコストダウン
米国時間の5月30日にバンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)の経費率が0.08%から0.06%に改訂されることが発表されました。
バンガードETF®経費率改定のお知らせ(米国時間5月30日付)
バンガードのETFの経費率改訂のコストダウンの発表はここ数年2月と4月に集中しているのですが、なぜかバンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)だけは5月に発表されます。
まとめて発表しないのは不思議ですけどね。
バンガード米国増配株式ETF(VIG)、またまたコストダウンで経費率0.08%に - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨年、なぜかこの時期にバンガードのETFの経費率が1本だけ改定されました。私のNISA枠の中で主力として投資している「バンガード米国増配株式ETF(VIG)」です。...
6年前に大手ネット証券での取り扱いが開始されてから3年前まで0.10%でしたから、この3年で40%ダウンという結果になります。
この勢いだと0.05%は案外すぐかもしれません。
iシェアーズ、バンガード、SPDRのETFとコストを比較
バンガードのETFのコストが下がったため、以前のようにiシェアーズ、バンガード、SPDRのETFとコストをまとめてみました。

黄色で示したiシェアーズのETFは日本の大手ネット証券では取り扱いなし、オレンジは2月末から3月初めにかけてコストダウンが発表されたバンガードのETF、緑が4月末にコストダウンされたETFになります。
並べてみるとバンガードがコスト面で優位を持つETFが今年に入って増えた印象を持ちますね。
iシェアーズやSPDRもついていけてはいますが、コスト面に尋常じゃないこだわりのあるバンガードにどこまで競争するのかは気になるところです。
iシェアーズはコストダウンしないETFを決めてるような印象ですし。
ROE(自己資本利益率)で見ると非常に優秀なVIGはこれからも株式部分のコアにしたい
以前、バンガードの米国株ETFのPER、PBR、ROEを調べたのですが、その時に感じたのはVIGの特殊性。
バンガードの米国株ETFのPERやROEを調べていて見えてくるVIGの異質さ - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ティリングハストの株式投資の原則を読んで、最近は個別銘柄やらS&P500や単一国のETFのPERなどを調べています。国別のPERなんかはまとめたのですけど、米国株でも細かく見てみようかなと思いました。...
増配を続けているということは当然利益率も高くなる傾向もあるのでしょうけど、クオリティや収益性の面も評価されていいと考えます。
リーマンショックのときにS&P500やVYMと比較しても下落耐性もあったデータが残ってますし、その側面から見ても個人的には株式部分のコアにしたいと思いますね。
個人的には米国外増配株式のVIGIの方にも同じパフォーマンスを期待したいですね。
バンガード・米国外増配株式ETF(VIGI)に投資しました。 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
連休前にある程度投資をしておこうということで、バンガードの米国外高配当株ETF(VYMI)に投資を行いました。米国株で高配当のVYMと増配株式のVIGの両方に投資してますので、個人的には増配の方にも投資をしたいと考えておりました。...


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