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海外ETF

2019年上半期の米国セクター別パフォーマンスを確認してみると、ヘルスケアセクターが最下位でした

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昨日は国別の上半期のパフォーマンスを確認しました。

先進国株式がポートフォリオでもっとも比重が高いポートフォリオで運用していますが、インデックスファンドで投資していても米国株が半分は占めているので、やはり米国株についても調べて状況を把握しておいた方がいいかと。

まずは米国株のセクター(業種)別のパフォーマンスがどうなのかについて今回は調べてみました。

2018年をおさらいすると、ヘルスケアと公益事業以外はマイナスという、2月、10月、12月の株価の調整で厳しい結果となりました。

2018年米国株セクター別パフォーマンスから、2019年注目するセクターを考える - 関東在住福岡人のまったり投資日記

2017年とはうって変わって、2月、10月、12月と株価が大きく下がる局面が増えてきた2018年。ここまで牽引してきたGAFAも、やらかしたFacebookを除いても大きく下落しています。今年は昨年以上に荒れた相場になる可能性がありますので、業種別とかいろんな角度から2018年のパフォーマンスを分析しておきたいなと。...

今年に入ってから5月に株価が調整したものの、基本的に株価はV字回復という状況でした。

ということで以下の11本のSPDRの米国株セクターETFで確認してみました。

    一般消費財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLY)
    コミュニケーション・サービス・セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLC)
    テクノロジーセレクト セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLK)
    資本財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLI)
    素材セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLB)
    エネルギー セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLE)
    生活必需品セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLP)
    ヘルスケア セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)
    公益事業セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLU)
    金融セレクト セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLF)
    不動産セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLRE)

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2019年上半期のSPDRの米国株セクターETFのパフォーマンス


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2019年上半期のトップは緑のテクノロジーセクターのXLKが断トツのトップという結果でした。

セクターの再編がありましたので一概にはいえませんが、2017年頃と同様に株価の上昇はテクノロジーセクターが引っ張ってるという印象です。

一方4年前からずーっと冴えないエネルギーセクターを下回ったのはヘルスケアセクターでした。

これは国民皆保険制度の話が出た4月頃に大きく下がったのが要因です。

ただ、3年位前の明らかに下がりすぎという感じではなく、上半期に株価が上昇しなかったという感じですね。

重視しているセクターで半年毎にETFを購入していますけど、十分に価格は高いというのが実感です。

金利上昇の影響でしょうか、テクノロジーセクタ-の次にパフォーマンスがよかったのは不動産セクターXLREでした。

米国REITも上半期20%以上大きく上昇していて、REITの比率が高い人が報われたケースだったのではないでしょうか?

2019年上半期のバンガードの米国株セクターETFのパフォーマンス


次に中小型株も含まれるバンガードのセクター別ETFも調べてみました。

    バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF(VCR)
    バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)
    バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)
    バンガード・米国資本財・サービス・セクターETF(VIS)
    バンガード・米国素材セクターETF(VAW)
    バンガード・米国エネルギー・セクターETF(VDE)
    バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)
    バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)
    バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)
    バンガード・米国金融セクターETF(VFH)
    ※セクターの分け方がSPDRと異なる上に中小型株が含まれています。

VCR-VOX-VGT-VIS-VAW-VDE-VDC-VHT-VPU-VFH-6m-20190707.png

中小型株込みでも緑の情報技術セクターVGTが抜けてトップ。不動産セクターETFがないので2番手は資本財・サービス・セクターETFのVISになりました。

パフォーマンスが悪いにはエネルギーセクターとヘルスケアセクターですが、小型株を含めるとヘルスケアセクターが最下位を脱出しています。

株式が好調なので小型株効果があったんでしょうね。

2019年上半期のGAFA+マイクロソフト


情報技術セクターが好調、ヘルスケアセクターが不調ということでこの2つのセクターに関して細かく見たいと思います。

Amazonなどセクターが違うのというのはありますが、GAFA+マイクロソフトを見てみましょう。

黒がS&P500で、赤:Google、青:Amazon、緑:Facebook、桃:アップル、水色:マイクロソフトです。

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GoogleがS&P500を大きく下回っていて、直近数カ月冴えないですが、それ以外はS&P500を上回るという結果でした。

Amazonはそこまで上昇しておらず、上半期好調が続いたのはフェイスブックで、マイクロソフトも安定して上昇していました。

2019年上半期のヘルスケアセクターの主要企業5社


次に不調だったヘルスケアセクターの主要企業を見てみましょう。

黒がS&P500で、赤:ジョンソン&ジョンソン、青:ファイザー、緑:ユナイテッドヘルス、桃:メルク、水色:アボットです。

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全般的にS&P500を下回ってます。とくにファイザーとユナイテッドヘルスはなんとか上半期プラスという感じですね。

4月に国民皆保険制度の影響で下がりましたけど、これはティリングハストの株式投資の原則にユナイテッドヘルスの詳細な分析を見る限り問題ないと認識してますので、気にしなくてよいのではないかと考えています。

派手に上昇が続くのはやや不気味な感じがしますので、セクター全般では上半期プラスなら悪くはないかなと。

仮に下半期も冴えないという状況であるならば、重視しているセクターですので、積極的に投資をしていきたいですね。
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