40代からのライフシフトとセミリタイア
年末年始とゴールデンウィークと夏季休暇に関しては帰省しているので、仕事の関係で数か月に1回は帰省しているとはいえ期間が長くなると色々と考えることがあります。
個人的には仕事が嫌で仕方ないタイプですし、関東はお金を稼ぐ場所という認識でしかないため、セミリタイアも含めて色々と考えていきたいです。
とはいえ資産が大きくなったもののいますぐセミリタイアできるかというとそれは心もとないものですので、現実的には40代も働くということは視野にいれないといけません。
40代のキャリアどうするかと考えた上で、50歳まで働くということを考ると40歳まであと5年あるとはいえ備えておかないといけないなと。
ということで40代からのライフシフトという本を読みました。
著者である徳岡氏の経験、選りすぐられた9名の事例などを紹介しながら解説してありまして、80代まで働くとかはさすがにどうかと思うものの、生き方としてこういうのは参考になるかなと思いました。
ただ、事例で紹介された人たちは幹部社員になるような人であったり、人事の部署にいた人やメーカー系の企業にいた人が多いので万人に通じるという感じではないかと。
個人的には会社にとどまろうが、フリーランスになろうが、セミリタイアしようが鍵になるのは「変化への対応」かなと感じました。
変身資産に該当する項目は30代から意識したい
リンダ・グラットンはライフ・シフトの中で、ライフシフトに必要な資産を生産性資産、活力資産、変身資産の3つに分けてましたが、徳岡氏は全てを変身資産と定義してわかりやすいように5つに定義しなおしていました。
①オープンマインド、②知恵、③仲間、④評判、⑤健康ですが、さらにそれを細かく分けたのが以下の図です。

40歳に向けて30代から意識しておくのが重要かなと。
小項目を意識しておくことで、不測の事態が起きたとして割と耐えられる可能性は高まるでしょうし。
まぁ、個人的にオープンマインドの項目とか3つともないんですけどねw
仮にセミリタイアしたとして小口の収入源を確保するという意味で小項目の内容は必要でしょうし、肉体労働系のバイトで稼ぐというのはわたしは大学時代経験がないのでやってみたい思いはありますけど、40代とか50代になって身体もつんかというのはありますし。
会社にいなくて変化に対応するというのはなかなか難しそうですが、仕事に囚われない生き方となるとそれは無視できないのではと感じました。
ライフシフト成功のカギはセミリタイアにも通じるのでは?
徳岡氏はライフシフト成功のカギとして以下の6項目を挙げていました。
- 自分自身を認識している
- あまり悩まずにまず第一歩を踏み出している
- 人脈、つながり、ご縁を大事にしている
- 学ぶ努力を続けている
- なんでも引き受け経験から学ぶ謙虚さを大事にしている
- 柔軟性が高く、状況に合わせて自分のプランを変えている
若くして30代とかでセミリタイアされた方もいますけど、割と上の2項目とか一番下の柔軟性とかは持ってると思うんですよね。
その意味でライフシフトもセミリタイアも成功のカギは共通してるのかと感じましたし、成功する確率を上げるためにはすべての項目を実施していく必要があるでしょう。
割とこういう本を休暇時に読むと休暇の終わりでもモチベーションが高まってリフレッシュした感があるんですよね。
もっとも、週明けの仕事の内容にげんなりしてモチベーションが低位まで下がるのもざらなのですが。
ともあれ40歳まであと5年でなにができるのか?必要なのか?をここ1年で突き詰めていきたいです。


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