あえて米国以外の米国外増配株式ETFのVIGIと米国外高配当株ETFのVYMIに投資しました。
今年から夏のボーナスの6月と冬のボーナスの12月の間の3ヶ月が経過した時期に投資するようになりました。
その中で、株式に投資するかそれ以外に投資するかを8月考えておりましたが、8月の債券ETFの価格の上昇と株式の下落でポートフォリオ内の株式の比率が50.1%と50%切りそうになってました。
いま1ドル108円、NYダウも27000ドル台まで戻してきてるので株式の比率は上がってるでしょうけど、ここは株式に投資をするタイミングかなと。
ということでサクソバンク証券で以下の2本を購入しました。
バンガード・米国外増配株式ETF(ティッカー:VIGI)
バンガード・米国外高配当株ETF(ティッカー:VYMI)
6月はVIGIの方を多めに買いましたが、今回は口数同じにしています。
米国株は割高だが、新興国株もあまり信用できないので、米国外先進国中心に投資
米国1本でいいという意見もありという意見に関してわたしは一理あると思います。
ただ、変に仮想通貨のときのように米国株にイキっちゃう人がいると巻き込まれかねないのと、米国株の比率が高すぎる実感はあるので、あえて米国外にある程度投資した方がいいと考えました。
米国株意外に新興国株を推す人もいますが、確かに新興国株割安な国はそれなりにあるんですけど、アメリカが崩れたらそれより大きく崩れる可能性のある新興国はどうなのかなと。
中国やロシアなど高齢化が進んでいる新興国もあるだけに、リーマンショックのときのようになるかというと怪しさはあるかと考えます。
中国に関しては米中貿易戦争のダメージとバブルリスクもありますからね。
なので新興国にも20%くらい投資するけど、米国外の先進国中心に投資するバンガードのVIGIとVYMIをチョイスしました。
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購入する前にバンガードのVIGIの現状を分析してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先週は米国外(新興国含む)の高配当株に投資するバンガードのVYMIの現状について書きましたが、米国株で高配当(VYM)と増配(VIG)があるように、米国外(新興国含む)でも増配銘柄に投資するETFがあります。...
まぁ、これが功を奏するかどうかはわかりませんが・・VIGIのPERは20倍近くなのですけど、VYMIってPERが11倍台なんですよね。ちょっと割安な面もあるかと。
VYMIとVIGIのファクターウェイトは低ボラティリティがともに高い
6つのファクター(バリュー、小型、モメンタム、クオリティ、配当、低ボラティリティ)での評価結果がETF.comで見れるので、VIGIとVYMIのファクターウェイトを調べてみました。
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バリュー、配当、低ボラティリティのウェイトが高いですね。
では、米国外増配のVIGIはどうかというと、モメンタム、クオリティ、低ボラティリティのウェイトが高い。

個人的に重視したいと考えてるのが、クオリティとモメンタムですので、VIGIでその2つのファクターを拾って、バリューや配当をVYMIで補いつつ共に低ボラティリティならば悪くないかなと考えます。
あまり米国外先進国に投資する人見かけないというのは、投資をする条件として悪くないと思うんですけどね。


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