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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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もうすぐひふみワールドが設定される中、ひふみ投信の上位構成銘柄が1年でどうなったか見てみた(2019年編)

hifumi-20191002.jpg

ひふみ投信が日本を除く世界の株式を投資対象としたアクティブ運用の公募型投資信託「ひふみワールド」を新規設定して、10/8から運用開始となります。

9/26からレオス・キャピタルワークスのウェブサイトを通じた直販のみで募集は始まっているようです。

急に海外に手を広げたというわけではありませんので、そこまで懸念しなくてもいいかと考える一方で、兵站が広がる状況になるというのはやはり気になるところ。

では、本体となるひふみ投信の現状はどうなっているのか?ちょうど毎年この時期に確認しているので、調べてみました。

最近にわかに騒がしいひふみ投信の上位構成銘柄が1年でどうなったか見てみた(2018年編) - 関東在住福岡人のまったり投資日記

最近twitter上なんかではにわかに騒がしくなりつつあるひふみ投信ですが、TATERU株も所有していたようで今月すべて売却したようです。...


前回の記事から1年以上経ちますので、組入れ上位10銘柄が入れ替わっているのか調べてみました。2018年8月末時点では以下の通りでした。

アマゾン(ティッカー:AMZN)
VISA(ティッカー:V)
マイクロソフト(ティッカー:MSFT)
光通信(9435)
協和エクシオ(1951)
コスモス薬品(3349)
東京センチュリー(8439)
ネットワンシステムズ(7518)
ダイフク(6383)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)

Amazon、VISA、マイクロソフトの米国株のワンツースリー体制でしたが、1年経過して組入れ上位10銘柄はどうなっているのでしょうか?

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2019年8月末時点組入れ上位10銘柄


ひふみ投信の2019年8月末時点での組入れ上位10銘柄は以下の通りです。

協和エクシオ(1951)
ネットワンシステムズ(7518)
光通信(9435)
東京センチュリー(8439)
INTUIT(INTU)
アマノ(6436)
ショーボンドホールディングス(1414)
東京エレクトロン(8035)
VISA(ティッカー:V)
シスメックス(6869)

米国株ワンツースリー体制からVISAのみが上位に生き残って、Amazonやマイクロソフトは組入れ上位20番目前後まで比率を減らしているようです。

米国株で言うとセールスフォースやNetflixにも5月末時点では投資していました。サブスクリプション型を意識してるんでしょうかね?

あとは去年上位にいたコスモス薬品やかつて上位にいたあいホールディングスやリログループにも投資は継続しているようです。

5月末時点での上位30社を見るとリクルートとか富士通は投資をしているのは、現時点では悪くはないかなと思います。

過去5年の組入れ上位10社変遷とパフォーマンス


昨年から半数は生き残っているように見えますが、過去6年の8月末時点での変遷をまとめると以下の通り。

hifumi-suii-20191002.png

いまのところ4年続けて上位にいるのは大手総合リース会社の東京センチュリー(東京センチュリーリース)ですね。

毎年半分以上は銘柄の顔ぶれが入れ替わっています。

過去1年のパフォーマンスをTOPIX、JASDAQと比較してみましたが、この1年はほぼ全期間でTOPIXにも負けている状況です。

hifumi-topix-jasdaq-1y-20191002.png

一応過去5年のリードはまだ縮まってるいるようには見えません。

hifumi-topix-jasdaq-5y-20191002.png

1年くらいTOPIXに劣後というのはそれほど心配しませんが、これが続くとなると資産が大きくなりすぎて危険な兆候かもしれません。

VISA、INTUIT過去1年のパフォーマンス


INTUITは個人・中小企業及び会計士向け財務会計ソフト及びそれらのオンラインサービスの提供を行なう企業です。

VISAも含めてS&P500と過去1年で比較してみました。

V-INTU-1y-20191002.png

この2社はここのところS&P500を大きく上回っています。

決済ビジネスとオンラインベースの課金サービス型ビジネスに着目するのが上手くいっている印象です。

協和エクシオ(1951)、光通信(9435)、ネットワンシステムズ(7518)、東京センチュリー(8439)過去1年のパフォーマンス


続いて残りの日本株の8社。まずは組入れ比率トップ4の協和エクシオ(1951)、光通信(9435)、ネットワンシステムズ(7518)、東京センチュリー(8439)。

1951-7518-9435-8349-topix-1y-20191002.png

昨年から上位10社に組み込まれていますが、過去1年で見ると協和エクシオと光通信が好調で、ネットワンシステムズと東京センチュリーがTOPIXに負けています。

アマノ(6436)、ショーボンドホールディングス(1414)、東京エレクトロン(8035)、シスメックス(6869)過去1年のパフォーマンス


最後に残りのアマノ(6436)、ショーボンドホールディングス(1414)、東京エレクトロン(8035)、シスメックス(6869)。

6436-1414-8035-6869-topix-20191002.png

ここも2極化していて、アマノと東京エレクトロンは大きく上昇していますが、シスメックスは急騰と急落が度々起きていて、TOPIXにも大きく負けています。

シスメックスと本庶氏、がん免疫薬の効果予測技術を開発

ただ、シスメックスに関しては上記のような明るいニュースもあるので、ここから好転していくとファンドに貢献する銘柄となるかもしれません。

ひふみワールド誕生で今後、ひふみ投信で組入れられてる米国株との連動性も気になるところではあります。引き続き投資をしながら状況をウォッチしていきたいと思います。
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