高配当ETF(HDV,VYM)の違いを調べてみよう
最近iSharesのETFが国内にも上場するようになっています。
1589iシェアーズ米国高配当株ETFというのがありまして、
HDVと同じやつになります。
しかし、同じやつはバンガードにもあってVYMもあるのです。
経費率比較すると0.4%対0.1%で差は激しい。
じゃあ値動き違うかと思い見てみた。
一致はしてないまでも似た動きはしている気がする。
銘柄数は74と390。バンガードの方が分散しているようです。
ただし、以下の違いはあります。
業種別構成比率だと以下の通り。
HDV(1589)
消費財 26.64
ヘルスケア 18.42
公益事業 14.39
石油ガス 11
電気通信 9.68
テクノロジー 7.62
消費者サービス 4.18
資本財サービス 3.71
素材 2.47
金融 1.69
VYM
消費財 15.3
ヘルスケア 11.8
公益事業 ?
石油ガス 12.3
通信サービス 5
テクノロジー 9.3
消費者サービス 7.1
資本財 14.4
素材 4
金融 12.6
VYMはVIGとの比較でも思うがVYMは妙に金融の比率が高いと言える。
isharesとバンガードでは業種分けの仕方が違う面はあるとはいえ。
逆にHDVは消費財やヘルスケアの比率が高い印象。
参考とするインデックスが独自の指数モデルにより決定される優良で
財務の健全性が高い企業として選別された高配当銘柄で構成さているとのこと。
金融が多いのでVYMの方が下落する可能性はあるが、
いかんせんHDVは2011年からなので比較できないのが欠点ではあるが。
20銘柄中VYMに含まれないのはTEXAS INSTRUMENTS INCのみ。
一方、VYMに上位20銘柄にあって、HDVにない企業。
エクソン、GE、マイクロソフト、JPモルガン、
ペプシ、ウォールマート、ファイザー等20銘柄中12企業。
大企業がおおいだけにダウ平均が下がると連動する可能性は高そうだ。
気になるのはHDVと1589の税金の問題。
経費率0.3%を我慢すれば円建てで買える!と思った。
月に1口7000円ずつ積み立ても可能かなと思った。
が、1589は外国で配当の税金が30%もかかるという話。
実際の配当ってどうなってんだろうということで調べてみようと思う。
それはまた別の話(CV森本レオ)


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