一部売却して5年経過したSPDRバークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(JNK)の現状を見ると、タイミングは悪くなかった?
年末調整の時期になりまして、書類の準備を進めて週明けに提出する予定ですが、確定申告もどうにかせにゃいかんなという感じです。
2019年度分はSPDRのハイイールド債ETF(ティッカー:JNK)が株式併合になってしまって、端数が売却で久々に確定申告で株式売却分も申告しなければなりません。
ハイイールド債ETF(JNK)が株式併合されたので、米国株や海外ETFの株式併合の扱いについて確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
運用開始直後は数日に1回は運用状況を確認していましたが、メインのソフトバンクの運用状況を確認するのは月の初めの資産の集計の時だけになりました。それ以外でSBI証券にログインするの給料日後の入金と、海外ETFなどの分配金の金額確認のみです。...
アメリカの投資適格債券のうち、最低格付けのBBBの割合がリーマンショック後増えていて、それはハイイールド債も同様。
分散を考えてそのまま一部持ち続けていはいますが、現状はどうなってるのかな?ということで調べてみました。
ハイイールド債売却後5年経過の現状
SPDRバークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(ティッカー:JNK)を購入したのが42ドル付近だったのですが、まだ円高だった時期でしたし、売却したときもまだ40ドルに近い頃でしたね。
それが5年経った現状が以下の通りです。

その後、下がりながら収束していってる感がありますけど、原油価格下落に引きずられて下がっていて元の水準に戻ってないことを考えると、いまのところ売却のタイミングとしては悪くなかったのかなと。
この先どう転ぶかわかりませんが、リーマンショック後を見ると、大きな調整があった場合に極端な利回りとかになったときは追加で投資をしていいのかなと。

ともあれ現状で追加で投資をする価値はないというが個人的な考えです。
主要債券ETF vs SPDRバークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(JNK) 過去5年
現状債券ETFの価格が上昇しているわけですが、では債券ETF全般のパフォーマンスはどうだったのか?
おもな以下の5本の債券ETFとJNKを比較してみました。
- バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)
- バンガード・米国長期債券ETF(BLV)
- iシェアーズiBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF(LQD)
- iシェアーズ米国国債 20年超 ETF(TLT)
- iシェアーズiBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)

この1年債券ETFは軒並み大きく上昇しているのですが、ハイイールド債はあまり上昇していない状況。通常の長期債と比較しても逆相関になることが多いです。
同じハイイールド債ETFでもHYGの方が残存期間が短いため、JNKの方がボラティリティは高くなっています。
過去5年でハイイールド債に絞ると、2016年初めと2018年末に下がってるので、株式が下落したときは株価と連動して下がる傾向があります。
債券とは逆相関になることがありますけど、株式と連動して下落するので分散先としては心許ないかと。
株式併合する前は30ドル台前半なら検討という見立てでしたが、現状は3口→1口になってるので100ドル超えてる状況。
100ドル切った場合に詳細に追ってみようかなと考えています。


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