暴走するネット広告だけでなく、インフルエンサーのオンラインサロンやブログにも注意が必要
わたしは100%ブログの記事をパソコンで書いているので、自分の過去記事の内容とか、ファンドなんだったけという感じで見ることがあります。
当然そのときにブログに表示される広告も目に入ってくるわけですが、もう10年以上行っておらず検索すらしてないのに出てくるファミレスやら、意味不明な漫画の広告が表示されるのはなんで?と思うわけですね。
対魔忍が表示されることもありましたけど、これはまとめサイトの記事(有名声優に決定)を読んでしまったからでしょうw
そんなネット広告ですけど、やばい方向までいってないか?というクローズアップ現代で特集をもとにまとめた「暴走するネット」広告を読みました。
ネット広告がタイトルなのに漫画村の話題がこんなにあるのか不思議でしたが、これまで漫画の違法ダウンロードだけで成り立つのかと思ってました。
広告絡みでも複雑な仕組みで収益を上げてる実態が暴かれる過程を見ると、NHKの調査は価値があるでしょう。
個人的に読み終えて考えさせられたのは広告絡みの孫請けの状況と、投資関連についてですね。
違法サイトにいつのまにか広告が配信されている
NHKの取材班が「このサイトに会社の広告が出てますよ」と問い合わせてから、そんなサイトに配信する意図はなかったので、いますぐやめさせますという事例の多さが気になりました。
突き詰めると、ウェブの広告配信を依頼した後、孫請けまでいってから配信されてるからコントロール不能な状況がいくつも。また、コピペなまとめサイトにわざと飛ばして収益を稼ぐ状況も見られたそうです。
広告が売れないせいで、電通も赤字になるような状況ですから孫請けにして少しでも安くというのでしょうけど、巡り巡って自分のところにも影響は返ってるでしょう。
電通の19年1~6月期、最終損益88.6%減12億円の赤字
じゃあ他の広告はという話ですけど、紙媒体ですら書籍広告は新聞特有の思想があるでしょうけど、以下のように医療関連のトンデモ本も載ることがあります。
本日の朝日新聞の広告。このような治療法ががんに有効という科学的根拠はありません。 pic.twitter.com/Cxyk2xOd1Y
— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) November 12, 2019
金払って自分で広告を出せる仕組みもありますし、依頼主が管理できない状況になりかねないとなると、Googleなどが広告の管理の精度を上げていくしかない。
むしろその辺の管理をGoogleが厳格にできるようになると企業としてのステータスは上がるでしょうし、広告代理店は厳格な広告のサービスを仲介するというのが今後の収益になるんじゃないでしょうか。
電通と博報堂は規模的につぶれないでしょうし。
投資関連のインフルエンサー、ブロガーの情報商材やオンラインサロンとかも注意が必要
投資関連以外でも当てはまるものではありますが、怪しい情報商材売りつけたり、オンラインサロン的なもので課金する人もいます。
その末路的が以下のニュースだったりします。
KAZMAXさん、麻薬取締法違反で逮捕の件
人間楽して稼ぎたいというのは究極の理想ではあるのですけど、そんな理想はブログで稼ぐやら、ギャンブルで稼ぐやら、副業で稼ぐも含めてほぼないわけです。
投資だけでなく競馬予想会社なんて存在していますけど、100%勝てるなら教えない方が利益上がりますからね。
結局お金を稼ぐに傾倒しすぎてモラルがなくなっちゃってる人が世の中には多いので、それを見分けるというのも必要でしょうし、巻き込まれないということも大事になってくるでしょう。
実際、twitterやっててバイナリーオプションやら仮想通貨絡みのプロフで何の脈略もなくフォローされるときがありますし。
これは自戒をこめてですが、情報商材の売りつけ的な方向にいかないようにブログは趣味的に割り切った方がいいですし、個人的な意見としては投資会社のアフィリエイトとか貼らないようにしています。
本の数千円ならわたしがアホみたいな本読んでるで終わりますけど、投資して何百万損してもこちらは責任持てませんし。
これまでの経験則的に投資関連で見ていて避けた方がいいのは「やたらイキる」 or 「日本はオワコン→なぜか国内株の投資信託のアフィリエイト」 は避けた方がいいのかなと。
逆にいうと節約系と絡めた投資のブログは割と信用できるんじゃないかという印象。
節約しすぎていて引くこともありますが。
最近若者にコンサルが人気らしいですけど、今後は投資コンサル的な人とかも出てきそうな予感がするんですよね。
高校の家庭科で投資に関して授業するという記事を見ましたが、鴨を狙ったコンサル的な人物もあらわれないか心配ではあります。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 2019年下半期に読んだ本の中で、帰省のおともにオススメしたい11冊
- Think CIVILITY(シンク・シビリティ)から学ぶ、最強の生存戦略である「礼儀正しさ」
- 暴走するネット広告だけでなく、インフルエンサーのオンラインサロンやブログにも注意が必要
- 世界史とつなげて学ぶ中国全史は、西洋史学観に縛られずに別の視点から中国を見直す一冊
- 2019年上半期に読んだ本の中でオススメしたい11冊