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投資哲学・投資理論

問題:J2最終節、勝たないとJ1に昇格できない中、1位の強豪に前半リードされてしまいました。あなたが監督ならどうしますか?

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Jリーグが佳境に入っていますが、ひとまずJ2はリーグ戦の日程が終わり、1位と2位のJ1の昇格チームが確定。

そんな中、J2最終節柏13-1京都という衝撃的な結果の試合がありました。

ゴールシーンをまとめたものがありましたけど、5分おきに点が入って柏サポーターもゴール時の歓声が最後の方はやや小さくなっています。

個人的には京都の監督はJ1昇格のために攻めて大敗したのは、最終節の特殊条件の中では仕方ないですし、攻めるしかなかったと考えます。

同じ状況なら99.9%の人が攻めることを選択するでしょう。

ただ、こういうケースは仕事やら投資やらにも当てはまることがあって色々と考えさせられるものもあるなと。

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京都は昨シーズンの低迷から立ち直った状況だったが、最終節すべて悪い方向に転がった


京都は昨シーズン絶不調でJ3降格か?というレベルで低迷していたのですけど、今期は新監督のもとでJ1昇格争いに加わるまで復調していました。

京都は最終節開始前7位で、J1昇格のためには6位以内に入らないといけませんでした。

上位チームとの勝ち点差は1しかありませんが、勝ち点で並んだ場合に順位決定に関わる得失点差が昇格の可能性を残しているチームの中でとびぬけて悪い。

そのため、勝ち点で並んでも昇格の可能性はほぼゼロであるため、勝つしか可能性がありませんでした。

更に最終節の前半終了に至るまでにことごとく悪い条件がそろってしまいます。

  • 来年完成する新スタジアム建設の影響で補強が進まず。
  • 監督とフロント・選手間がうまくいってない。
  • 最終節勝つしかないので、点を取ることを重視して(DFに負傷者もいるため)ディフェンダーを1人しかベンチに入れず。
  • すると最終節の前半終了までにディフェンダー2人(1人は元代表闘莉王)負傷交代。
  • 後半開始時本職のディフェンダー不足した状態。
  • 対戦相手の柏は今シーズン後半千切ってJ2優勝、J1昇格は既に決定済。得点失点すべてリーグ1位(最終節の13点除いても最多得点)
  • 柏の監督のネルシーニョは消化試合でも隙を見せると主力だろうが干す。

ボール支配率は45:55で京都が上回っていて、シュート数も京都は18本も打っています。

結果的に、攻めるしかない→柏の強力外人トリオにカウンター喰らった状態で、心折れずに攻めては失点を繰り返した結果が1-13の大敗となったかと。

仮に前半0-0や1点差であれば取れる方策も違ったのでしょうけど、3点リードされたというのは、ディフェンダー負傷関係なく大きかったでしょう。

投資やギャンブルにも当てはまるが、攻めざる得ない不利な状況に追い込まれると破綻する確率が上がる


京都を躍進させた監督は退任となってしまうようですが、不利な状況に追い込まれないことの重要性を考えさせられる事例だったかと思います。

同時に投資やギャンブルでマイナスになったときに、プラスにするために攻めざる得ない状況になったら、更にひどい状況になるという他山の石となる事例でしょう。

運よく日曜のわたしのように最終レースで半分くらい取り返す人もいますけど、結局最終レースに資金が十分に残っていなかったため、配当の高い馬券も予想通り買っていれば当たっていたのでさらにお金は増えていました。

やっぱり攻めざる得ない不利な状況に追い込まれないようにするために、全体を俯瞰しリスクの低減・分散を考えないといけません。

投資でも個別株数銘柄よりも分散ですし、株式だけでも地域分散、リスク管理考えるならば債券や金もっといえば現金も含めて考えていくべきだと思います。

投資を3年、5年と続けていくとギャンブルよりも動くお金が大きくなってしまいますし。

これは仕事のキャリアとかにも通じますけど、選択肢が狭まっていくと取れる道が一つしかなくて、失敗するか詰むことに至ってします。

だからいろいろと先を見越して選択肢を増やす努力をしないといけません。

それにしても、サッカーは戦術だけでなく、人生、リスク管理、企業経営、モチベーションなど色々と参考になる事例が多いなと思う日曜日でした。

ちなみにJ1は残り2節ですが、現時点の1位と2位、残留がかかる16位と17位が最終節に対戦。より劇的なドラマが待っているかもしれません。
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