株式にも債券にも資金が流入する状況で今後の投資を考える
株価も債券も割高の状況になりつつあります。
その話題は土曜の米国株セミナーでも話題になったのですけど、講演者の江守氏は「まだ債券も買われているが、これは珍しい。この状態は市場にお金があるということで悪くはない」と言っていました。
モーニングスター主催の米国株式セミナー~米国株の魅力と2020年相場展望~に行ってきました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨日、モーニングスター主催でマネックス証券協賛の米国株式セミナー 米国株の魅力と2020年相場展望に行ってきました。米国株式セミナー〜米国株の魅力と2020年相場展望〜だいたい六本木で開催が多い印象ですけど、半蔵門の会場は以前も来たことがあるようなという印象でした。...
じゃあ足らなくなった時にどうなるかというと、片方にしか流れなくという感じになるのかなと。
その意味でインフレが進んだ1970年台アメリカ、欧州、日本というのはもっと調べておきたい対象だと考えます。
その一環として1970年代著名投資家はどうしたのかということで、いまアメリカで上場しているT・ロウ・プライスの創業者の本を読んでいるのですけど、いろんな資産を対象にしつつも債券、株式や金に分散して投資していました。
となると今後分散して投資をするならばなにがいいかと考えてみました。
2019年の主要資産のパフォーマンスは為替絡み除いて軒並み上昇
11月3週目時点でのコモディティまで含めた資産の2019年パフォーマンスですが、一部コモディティを除いて債券、株式、金は全てプラスです。

債券はまだまともで、金やプラチナが1年で15%前後上がるってちょっとおかしいんじゃないかと思うのはわたしだけではないはず。
個別株を見ていくとロシア絡みは今年急騰していて、ボベスパ指数=ブラジルもかなり好調です。
これを見ると何に投資すりゃいいんだと思うわけですが、「ロシア」と「ブラジル」を見ると1つの案がありかなと。
割安になった国に投資して上がるのを待つのは悪くないのでは?
ロシアとブラジルというと2015年のチャイナショック+資源価格の下落以降冴えないという印象があります。
ロシアに関してはクリミア絡みで制裁喰らってるのもありますけど、政治体制はしっかりしている。
ただし、人口減少は大きく、プーチン退任後民族問題もおきかねない状況。
一方のブラジルは人口は大きな規模を持っていて有望な市場ではありますけど、政治が腐敗していて左派が政権取って経済がこける典型的な南米の国という印象で、これまたいい印象はない。
当然株価のボラティリティが高くなるのは当たり前で、株価が急落するのも当然と思うのです。
でも、そんな2カ国でも株価はこれだけ反発するわけです(すぐ急落する可能性もあるが)。
直近の4年ぐらいを見ていると、割安になった国をチョイスして投資するのは悪くないなという思いが強くなりました。
先進国と新興国でこれはと思う国をチョイスして割安になったら投資する
個人的に今後取り組んでみたいと考えてるのは「先進国と新興国でこれはと思う国をチョイスして割安になったら投資する」です。
割安だからと言ってもブラジルやロシアに投資できるかというと「投資対象にしたくない」ですし。
ならば先進国と新興国でこれはと思う国をチョイスしてPERなどで割安になったら投資するのをやりたいなと。
新興国に関してはとくに単独で落ち込むことがあるように見受けられますし。
東欧と南アジア、東南アジアには個人的に面白いと考えている国があります。
仮に世界的に不況になったらほとんどの国で株価下がるでしょうから、その場合なら既に投資してる「スイス」と「イスラエル」で問題ないですし。
NISA枠含めて海外ETFや外国株で投資をしているのはコアのETF4本以外は割と実験的な枠をそれなりに大きくしているので、その中で試していこうかなと。
データの調べ方はronaldreadさんあたりのブログなどを参考に、いろいろと調べてみようかなと考えてます。


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