株式部分のコアになってるバンガード米国増配株式ETF(VIG)に投資しました
半年毎に通常月とか異なり金額多めに海外ETFの投資を行っておりますが、株式部分のコアはHDVとVIGの2トップです。
HDVに関しては早めに投資をしましたが、VIGにも先日投資をしました。
先週水曜にiシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)を購入しました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先週、月火水と投資を行いましたが、火曜日までに2割の予定のサテライト投資枠分を完了しました。...
それが120ドル超えまで上昇してきますと、ここまで1口高かったっけ?とか、昔の価格だったら・・というのは思えてきます。
同時に上がりすぎていて仮に調整が起きたときにどこまで下がるかということも思い浮かんでくるので投資の判断に迷うこともありますね。
株価の調整を考えてS&P500ではなくバンガード米国増配株式ETF(VIG)
個人的にリーマンショック級の下落を今後10年で1回はあるという想定で投資してます。
運用初めて8年ですが運良く暴落に遭遇していない現状、暴落時に下落幅をいかに抑えるかを重点的に考えています。
で、今度はうまくいくかはわからないけど、少なくとも下落耐性があったVIGは重視したいなと。同時に高配当ETFとは違い、パフォーマンスもS&P500についていけていますし。

株価が下落したときのパフォーマンスを見てみても、赤のVIGは青のS&P500より下落耐性がある傾向はあります。
株価の調整の前後の動きを見るために、株価の下落があった2018年上半期、下半期、2019年上半期をピックアップしてみました。
2018年上半期 VIG vs S&P500

2018年下半期 VIG vs S&P500

2019年上半期 VIG vs S&P500

主だった株価調整は、2018年2~3月、10月、12月、2019年5月の4回になるのですけど、2018年2~3月は青のS&P500の方がよい結果ですし、その後半年くらいもVIGの方が不調。
他の3例は悪くないという感じです。まぁ、万能なファクターやアセットなんてありませんから、これくらいならば個人的に許容できるなと。
それ以外にクオリティファクターを重視しているからというのもVIGをコアにしてる1つの理由です。
「ファクター投資入門」では、①利益のボラティリティが低い、②利益率が高い、③資産回転率が高い、④財務レバレッジが低い、⑤営業レバレッジが低い、⑥銘柄保有特有のリスクが小さい という6つの特徴を有する企業(とくに収益性高、安定、成長、配当性向高い)はよかったとのこと。
さらにバリューとの負の相関関係にあるので、大きな分散効果がありシャープレシオも高くなるそうです。
たしかにVIGの現在のファクターを調べてもバリューや小型株には負の相関がありました。

加えて低ボラティリティのファクターもあるだけに、株価が最高値更新している現状ではこういうファクターを持った銘柄に投資したいなと。
その意味で、VIGはガラスメンタルの私のような人間にとっては合ってるんじゃないかと考えています。


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