新たに投資を始めたバンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)の現状を確認
今年は配当再投資を開始したり、サクソバンク証券での投資を開始したりと投資方針をここ数年で一番変えた年となりました。
当初は配当再投資とサクソバンク証券のコンボだけの予定でした。
しかし、アセットアロケーションの最適化を読んだのと、1年前は割安じゃないか?と考えていた債券が割高に一気に転換したため、これまでと同じ米国債偏重でいいのかなと。
なので分散を考えて新たにグローバルREITと新興国債券への投資を行うことにしました。
これがどう転ぶかわかりませんが、資産を分散したほうがいい時期かなと思うんですよね。
ということで、水曜日にバンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)に初めて投資しました。
バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)の状況を調べてみる
ということで購入する前にVWOBの状況を調べてみました。
ポートフォリオの地域別・国別の比率
まずは投資をしている地域を見てみましたが、新興国が6割程度でその他が3割以上あるんですよね。

この区分どうなってるんだろ?と思いたくなりますね。
で、細かい国別を見ると以下の通りで、メキシコ、インドネシア、サウジアラビアの順番です。

中国の比率が低すぎてこんなんだったかな?と思って去年の比率を見ると中国が14%位占めていました。いまは1%しかない。

他にもブラジルやロシアの比率も結構減ってるんですよね。
逆にサウジアラビアの比率は倍増していて、債券ETFなのにダイナミックに国別の比率は変動するようです。
制度上の関係でインドが全く入ってないのが残念ですが、そのうち組入れられることを期待します。
格付けは低めの企業が多く、長期債も3割近くある
ではポートフォリオはどういうシュルの債券で構成されているのか?

調べてみると3割くらいは長期債も含まれているようです。

格付けは新興国ですからバンガード基準で7割がBaa以下でした。
あらためてパフォーマンスを見ると分散には使えそう
最後にパフォーマンスを見てみましょう。比較としてBND:青、米国長期債のTLT:緑、S&P500:桃をチョイスしてみました。
VWOB設定以来で見てみましたが、赤のVWOBもTLTやBNDとはやっぱりちょっと値動きが違うかなと言う感じです。

ただ、思ったよりも米国長期債よりも安定してるかなと思いますね。
ちなみに過去1年だと以下の通り。

ポートフォリオのコアになってる米国債券とは毛色がちょっと異なりますので、米国債券総合と米国長期債にスパイス的に加えるのは悪くないかなと考えています。
まぁ、新興国ですのでわたしは比率を極端に増やすと言うことまではしませんが、分散を考えて一定比率積上げていく予定です。


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