2019年下半期に読んだ本の中で、帰省のおともにオススメしたい11冊
下半期は仕事が一段落した夏場に一気に本を読みまくりまして、先週末時点で81冊読み終わりました。
年末の帰省時分が含まれていませんが、結構ハイペースで読んだなと。
酷い時は買った本無視しても図書館で4冊順番が回ってきたりなど、読むのが大変な時もありましたね。
本数を増やすと当然ハズレの本も含まれますけど、それでも何か得られるものがあるかを考えて読んでいます。
2019年上半期に読んだ本の中でオススメしたい11冊 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
6月忙しくて5冊程度しか本を読めていない状況ですが、上半期でカウントしたところ60冊を超えていました。ゴールデンウィークが長かったとはいえ帰省に持って帰れた本は7冊ですから、6月除いていいペースで本を読んでいると思います。...
下半期が終わり、下半期読んだ本の振り返りと言うことで、個人的にオススメしたい本を11冊を紹介します。
ビッグミステイク(BIG MISTAKES)
著名投資家の投資に関するミスについてまとめた本です。
破滅に至った人も含まれていて、いまのぬるい感じになってきた相場に対して楽観視しないという意味でこの本は貴重だと思います。
たしかに投資できる商品などは載っている投資家の時代とは変わっていますけど、現代に通じる内容だと考えます。
ビッグミステイク(BIG MISTAKES)は投資家向けしくじり先生 俺みたいになるなが書かれた一冊 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
8月後半から9月にかけて相場が回復していますが、去年の2月の下落からだいたい4ヶ月~半年スパンで大きく株価が下がる事象が起きていますので、通常は平穏な秋口も警戒が必要だと思いますね。...
アセットアロケーションの最適化
アセットロケーションの組み合わせについて豊富なデータが書かれた本。
本に載っているように細かく分散する必要はないかと思いますけど、あまりにも一本被りなのは有馬記念のアーモンドアイのようになる可能性もあるかと。
分散の大切さを気づかせてくれる本だと思います。
アセットアロケーションの最適化から学ぶ、ポートフォリオの最適な構築法 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
相場の雲行きが怪しい中、株価が下落すると同時にかなり債券や金といった資産が上昇をしているのを見ると、ポートフォリオをどうしたものかと考えたくなってました。 ...
Think CIVILITY(シンク・シビリティ)
資金礼儀的にどうよ?と思う人を見かけるだけに、やっぱり礼儀は大切だなと。
スーパーな人間なら許されるでしょうけど、やっぱり一般人からすると礼儀とか恩とかは大切にした方がいいと思います。
Think CIVILITY(シンク・シビリティ)から学ぶ、最強の生存戦略である「礼儀正しさ」 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
紛いなりにも10年以上勤めておりますといろんな人間を見てきましたし、時代が変わったなと思うことがあります。...
T・ロウ・プライスー人、会社、投資哲学
米国大手運用会社のティー・ロウ・プライスの創業者の伝記と会社が大きくなる過程を描いた本。
1970年代の低迷相場などをどうやって見抜いたかは非常に参考になるでしょう。
ある企業の成長過程でも、創業者の伝記的なものでも、投資家の哲学を知るという意味でも面白い本だと思います。
成長株投資の先駆者の投資哲学とは?T・ロウ・プライスを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
わたしは割とデータを好んで使いますし、データをいかに有効活用するかを競う状況になってるメジャーリーグなんかは非常に興味を持ってます。それは投資にも通じていて、投資のデータを色々と調べるのも好きなのですが、わたしが一番気になってるのは1970年代のデータ。...
「追われる国」の経済学
今後インドが台頭していくと思われますが、では追われる国になった先進国はどうすべきか?という本。
個人的に全面賛成というわけではありませんが、積極的財政政策の中にはちょっと無理がありすぎる主張の人も多い中で、バランスシート不況論は説得力があると思いました。
なぜ欧州と日本がダメでアメリカが好調なのかがよくわかる本です。
「追われる国」の経済学から見えてくる、先進国で金融緩和が効かない理由 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
参議院選挙の投票用紙が届いて、各党の政策とかもポスターに載ってたりしますけど、参議院選挙だからなのか知りませんがかなり非現実的なもの多いような印象があるんですよね。t...
GAFA×BATH
米中貿易戦争が今年盛り上がったテーマの1つですけど、米中大手をわかりやすく比較した本。
中国企業の成り立ちや現状がわかりやすいです。
GAFA×BATHから見える米中メガテック競争戦略 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
米中貿易摩擦が良くも悪くも今年の世界経済のキーワードになると思うのですが、その要因の一つは5Gや自動運転などの技術競争もあると考えます。となると、中国企業の動向もどうなってるのかなと。...
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版>
3年ぶりに出た12版。相変わらず結構な改版が見られています。
とくにスマートベータに関してはアップデートされていたよかったです。
ビッグミステイクもそうですけど、好調な相場だからこそ原点回帰は重要だと思います。
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第12版〉はNYダウが最高値の時期だからこそ読み直すべき一冊 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ウォール街のランダム・ウォーカーは、図書館で1度借りてと3年前に出た11版を購入して持っているの計2回ほど読みました。ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉を読んで分厚い本ですが、投資を始める際に読んでおいて損はない一冊だと考えます。...
ティム・クックーアップルをさらなる高みへと押し上げた天才
アップルのCEOティム・クックにフォーカスした本。
ジョブズ後ダメになるんじゃないかといわれたアップルがなぜここまで好調を維持できるのかがよくわかります。
様々な証言(アップルにとってよくない反対意見)なども載せていて、アップルという企業の内情を知る上でも貴重な本だと思います。
「ティム・クック」を読むと、スティーブ・ジョブズよりもティム・クックの方がCEOとして一流であることがわかる - 関東在住福岡人のまったり投資日記
GAFAの書籍は多く出ていますが、これをアップルに限定するとスティーブ・ジョブズ関連の書籍は多く出ています。しかし、ジョブズがなくなってから既に8年経過していて、その間にアップルは時価総額世界1位となりました。...
ゆめタウンの男
九州・四国で反映しているイズミの創業者の自叙伝。
営業利益率の高いイズミは今後の小売を考える上で重要な一冊だと思います。
地域で一番になることの重要性や攻めと撤退のアプローチは参考になるでしょう。
ゆめタウンの男が説く地域で一番になることの重要性 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
総合スーパー(GMS)というとイオンやイトーヨーカドーが思い浮かぶでしょうけど、これらの企業の営業収益費の営業利益率で見ると、2017年度の実績ではイオンが0.5%、イトーヨーカドーが0.2%と非常に小さい。ところが単体の営業利益率が4.7%をたたき出している同業があるんですね。...
新訳バブルの歴史
ITバブル直前までのバブルをまとめた本です。新版なので20年近く前の本になります。
読み終えた感想は相場が10年上がり続けた今だからこそ欲におぼれてリスクを取りすぎるとどうなるかの反面教師となる内容で、この本の内容を忘れるべきではないなと思います。
今だからこそ読み直すことをオススメしたい新訳バブルの歴史 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
香港の騒動が多少なりともいい方向に転がりそうになったのを受けて株価が2日くらい回復傾向です。ただ、8月の動きを見ておりますと何か雲行きの怪しさを感じますし、香港も要望は5項目あった内の1項目が解決したに過ぎず、問題の解決に至るのか不透明です。...
世界史とつなげて学ぶ中国全史
中国を見なおす上で中国史と経済を絡めてまとめられてて読みやすかったです。
この国とどう付き合うかに関してはつかず離れずがちょうどいいという印象を強くしました。
世界史とつなげて学ぶ中国全史は、西洋史学観に縛られずに別の視点から中国を見直す一冊 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
香港の情勢が一気に悪化してて、実際に現地で撮られた映像を見ておりますと日本で報道されてるよりも深刻になりつつある印象です。香港というのは中国と西洋をつなぐ土地でもありますので、中国も簡単に強制排除できないというのが大きいでしょうね。...
ということで今年もいい本に巡り会えたなと思える1年でした。
来年も引き続きこれは!と思った本をブログを通して紹介できればと思います。
年末年始の読書に推奨したい、2018年下半期オススメ本10選 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
2018年も下半期は残業時間の延びて繁忙だなぁと感じているのですが、図書館でもそれなりに本を借りているせいか読んだ冊数はかなり伸びました。上半期で60冊超えでしたが、年末の帰省時の読書分を含めずに年間では130冊超えてます。ブログに紹介してるものはまともと思う本ですが、なかには酷いなと思う本もあるんでしょね。さすがにそういうのはブログには載せない主義です。...


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