相関性を考慮して分散を意識したい2020年の投資方針
2020年ということで、年末にかけて今年の投資方針をどうしたものかと検討していました。
2019年はサクソバンクでの投資、個別株投資、4半期毎の配当再投資の本格化と新しいことをやったという実感があるのですけど、今年はそこまで変えない方針です。
ちなみにテーマ的なものをここ2年発表してました。
2018年:平均回帰性を意識したい
2019年:守りだけでなく機を見て攻めることも忘れない
守りだけでなく機を見て攻めることも忘れないようにしたい2019年の投資方針 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
2019年ということで、年末にかけて今年の投資方針をどうしたものかと帰省の移動中に考えておりました。2018年年始に気になるのが①ビットコイン、②ドイツの連立政権と書いたのですが、かねてから予想されていたビットコインや仮想通貨絡みの下落だけでなく、メルケルも党首は退任するということになりましたのである程度は当たってたかと。...
その意味で「相関性を考慮して分散を意識したい」というのが今年のテーマかなと考えています。
あと去年気になるトピックスとして①米国の金利、②米中貿易摩擦を上げましたが、今年は①米中対立、②欧州だと考えます。
①は大統領選挙を意識して貿易戦争は棚上げする可能性があるものの、それ以外のトピックスで対立が深まるリスクはあると考えています。カジノ絡みの問題見ても中国の工作が各国で見え始めてるのは不気味だなと。
②の欧州は、メルケル退任後とイギリスのEU離脱後が見えてくるだけに、中国に関する対応やEU内のゴタゴタ含めてどう転ぶかわからない懸念があるので注意は必要なんじゃないかと考えています。
あらゆる資産が2019年は上昇しましたので、警戒感はさらに高めて行きますが、積立投資やNISA枠、ボーナス枠の投資方針をまとめました。
相関性を考慮して分散を意識したい
投資全般としては去年の今頃は債券が割安感があり債券多めかなと思ってましたが、1年で債券株式だけでなくREITやコモディティまで全体的に上がりました。
株式にも債券にも資金が流入する状況で今後の投資を考える - 関東在住福岡人のまったり投資日記
株価も債券も割高の状況になりつつあります。その話題は土曜の米国株セミナーでも話題になったのですけど、講演者の江守氏は「まだ債券も買われているが、これは珍しい。この状態は市場にお金があるということで悪くはない」と言っていました。...
国内、先進国、新興国と幅広くにした方がいいのかなと考えています。
同時に過去傾向通りにいくかはわかりませんけど、リスク管理の観点で、昨年途中からの方針通り相関性を意識して分散投資をする方針で行きます。
基本的には投資方針は以下の通りです。
- 積立投資分は毎月ひたすら投資を継続。
- 夏冬ボーナスは9割方投資に回す。夏冬ボーナス時とその中間(3月、9月)に配当再投資。
- REITや新興国債券もサテライト投資の対象にする。
- ピークから数十%の下落となった場合は、貯めた分配金の中から一発目の弾を発射。
積立投資(確定拠出年金含む) ~1本変更するかもしれない~
積立投資分に関して、確定拠出年金分は変更する対象もないですし、投資可能なまともなファンド数も少ないので現状を維持です。
一方で毎月積み立ててる分に関しては、低コストファンドがさらに増えましたが、いますぐ入れ替えるかというと微妙な印象。
1本は明らかにコスト差があるので、入れ替えるかもしれませんが年明けてすぐというわけではなく、資産増加などの動向を見てというスタンスです。
NISA枠 ~余りの投資枠に上半期中に投資~
2015年度のNISAのロールオーバーが完了していますが、投資金額約100万に対してプラスではあるものの、2020年は追加で投資できる枠は発生するのが確定しています。
年が変わってすぐ投資ではなく、数か月は様子を見てポートフォリオ内で株式か債券中心のどちらか5割から乖離した方に投資しようと考えています。
現状債券も株式も高い状況ですけど、こういう状態が長く続くとは思えませんし、これまでのパターン的にBNDの価格が84ドルとかになった後は価格が下がってますし。
数か月経過して方向性が見えたときに、リバランスの一環として投資を行う予定です。仮に債券に投資することになった場合はSBI証券で配当再投資的に投資します。
ともあれ昨年投資対象のETFを広げましたが、コアはBND、BLV、HDV、VIGの4本なのは変わりありません。
しかし、これまで米国一辺倒だったサテライト部分を昨年から米国外やREITまで広げました。
2017年→2018年の展開に似ている面がありますので、警戒感を高めて一本足にならない投資を心がけたいと思います。


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