FIREのグラント・サバティエ氏は毎日自分の資産を確認すべきというが、週1回で十分ではないか?
Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)を短期で実現した「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」は、著者が5年で100万ドル稼ぐほどのスペックを持ってた点で万人にあてはまるものではないでしょう。
ただし、どうやってアーリーリタイアをするかという意味では、やはり投資のための種銭を作るために節約と稼ぐことを両立しなきゃいけないことをよく表現できているかと思います。
わたしはあそこまで突き詰めて節約したらストレスになるでしょうから、比較的期間をもってというプランで行きますが、どうしても仕事が嫌という場合は、試してみる価値はあるかと思います。
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法はセミリタイアやアーリーリタイアを目指す人にとってのバイブルになるかもしれない - 関東在住福岡人のまったり投資日記
FIREとは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭字語で、去年は経済紙のオンライン記事なんかでもちらほら取り上げられるようになってきました。ただ、日本でFIREに関する書籍があるかというと、個人レベルで出版している人はいますけど、バイブル的な1冊というと個人的には見かけない印象です。...
毎日、毎週、毎月、毎4半期、毎年確認することがあげられていて、副収入や不労所得が毎週に書かれてたので、純資産は投資向け資産中心と考えていいでしょう。
個人的には投資などの純資産も週1回でも十分だと思うんですよね。
毎日確認する必要があるほど、株価の変動が起きるのは年間でもそんなにない
個人的に毎日確認する必要があるほど株価の変動が起きるのは平均すると月1回もないんじゃないかという気がするんですよね。
さらにいうと、日本の場合ドル円の為替の影響はありますけど、基軸通貨のドル使ってるアメリカでそこまで確認する必要あるのか?と思いました。
もちろん短期売買したり、個別銘柄でポートフォリオ組んでるならわかるんですけど、投資対象として推奨しているのがETFなりインデックスファンドが中心なら必要ないかと。
実際年明けイランと中東が騒がしかったのですが、S&P500の動きは以下のように凸凹しながら上がっています。

もちろん数週間単位で下がってることはあるのですけど、後から振り返ってあの騒ぎは何だった状態になることもあります。
典型例としては上の2016年のBREXIT時と下の2018年年末の結果を見ても明らかでしょう。


もちろん放置しっぱなしはよくないので、気になる人は週1ぐらいでいいかと思います。
資産が少ないうちは数週に1回、月1回でもいいと思いますね。
資産が増えているかどうかは、インデックスファンドやETF中心なら、ドル円の為替、日経平均、NYダウの値見ればだいたい想像がつく
わたしも最初は週2回は見てましたが、もう見なくなりました。
もちろん始めた当時と比較して1カ月のうちに給料1か月分上下に変動していることもありますが、為替とか予想がまったくつかないので気にならなくなりました。
とはいえ株価が下がった時は資産が減ってることが気にはしますが、以下の3つの数値見たら結構下がってんだろうなくらいはわかるかと思います。
- ドル円の為替
- 日経平均
- NYダウ
基本この3つが大きく変動していたら、資産も大きく変動してると考えていいでしょう。
NYダウの動向は世界の株価が連動するので、日本株の比率が少ない場合は日経平均も不要かもしれません。もちろん日経平均とNYダウの動きが連動しないこともありますが。
株式だけじゃなくで債券とか他の資産は?と思う人もいるかもしれませんが、債券は外国債券に投資をしていれば、変動は為替の影響が大です。
REITに関しては株式よりの動き、金は債券よりも株式と逆相関に動くぐらいで認識しておけば、変動はあまり気にしなくていいと考えます。強いて言うならバランス型ファンドの均等型ならばREITはちょっと意識する必要はあるかもしれませんが。
ともあれ資産運用を始めた初期は変動が大きくても金額的には大きくないので、まずは節約や投資の仕組みの方をブラシュアップしていく方がいいんじゃないかと考えます。


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