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関東在住福岡人のまったり投資日記

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米国株

イタリアだけでなく欧州で新型コロナの感染拡大となると、今年は株価が下がって株式中心に投資する年になりそう

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コロナウイルスがイタリアで急激に感染者数が伸びていて、わたしがいつも確認しているサイトでは、2/24時点で日本を抜きました。

COVID2019-20200224.png

韓国は日本よりも中国に近いことと、中国人観光客の人気のトップ3が日本、アメリカ、フランスだったので、この4カ国の人数推移は注目してましたけど、まさかイタリアとは。

おまけに南北格差があるイタリアのロンバルディア州(州都がミラノ)で患者が集中していて、人口もイタリアの1/6を占めています。

こうなると中国人観光客が行きそうなフランスはなぜ少ないのか不思議に思えてきますけど、欧州で広がるとなると堅調に見える米国株もただではすまないでしょう。

同時にこのニュースを見て、今年は株価が下がってポートフォリオのバランスが崩れるならば、株式中心に投資をする年になるかもしれないなと。

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新型コロナの影響に関係なく上がり続けてきたが・・


SBI証券は海外ETF部分の大半が「米国株+米国債+VT」のポートフォリオなのですが、昨年から取引しているサクソバンク証券は、米国株(MTUM)とグローバルREIT(REET)除けば、欧州株と欧州株と日本株が中心の米国外株式(VIGI、VYMI)になります。

当然新型コロナの影響も大きくなりそうな構成ですけど、円安傾向なのもあるとはいえ、2020年のパフォーマンスは以下のように右肩上がり傾向でした。

saxobank-performance-20200225.png

グローバル・バリューチェーンの流れの中では、東アジアの製造業が影響を受けると、それだけの影響大なのは間違いない。


ところがこれに欧州も新型コロナの問題が出てくるとなると、政権基盤が不安定な国も増えている中では、欧州はただでさえ苦しいのにもっと苦境に陥りかねません。

東アジアだけでなく、欧州にも広がるとなると、世界全体の消費にも影響がでるでしょうから、流石に堅調な米国株も上昇とはいかなくなるんじゃないでしょうか?

米国株の中で公益事業が比較的好調なのですが、米国外が冷え込むというのを織り込んでの現象なのかもしれません。

OECDの景気先行指数の推移は中国が先行して動くことを考えると、今年の株価は冴えない可能性が上がっている


新型コロナの根本問題に中国政府の情報が正しいのかという話がありますけど、少なくとも経済指標に関しては作られてるという認識の人が強いでしょう。

とはいえOECDの景気先行指数の推移は中国が先行して動くというデータがありまして、昨年11月のモーニングスターのセミナーでも紹介されていました。

モーニングスター主催の米国株式セミナー~米国株の魅力と2020年相場展望~に行ってきました - 関東在住福岡人のまったり投資日記

昨日、モーニングスター主催でマネックス証券協賛の米国株式セミナー 米国株の魅力と2020年相場展望に行ってきました。...

どういう数字が出てくるかわかりませんが、年明けからの騒動の動きを見る限り中国の景気指標が下がるのは間違いないでしょう。

元々昨年末時点で来年以降6%下回る見込みともいわれてましたから、遅れ気味につられて他の国の景気先行指数も下がるとなると、株価は下がる可能性の方が高いんじゃないかと。

2020年1月のデータ見ても、2019年から中国が先行してるように見えますし。米国債ETFや金の価格が上がってるのもわかる気がします。

OECD景気先行指数

中国が先行して下がるということは、他の国に波及して下がるということになりますので、少なくとも今年の上半期は冴えないという可能性が高いですし、夏ぐらいまで影響が残れば年間通してとなるんじゃないかと思いますね。

新型コロナ解決でV字回復となれば株価も上がってハッピーな人は増えるでしょうけど、そこまでプラス思考に考えるのは難しい現状ですね。

じわじわ株価が下がっていく展開の可能性はそれなりにありそうです。

個人的に債券中心でディフェンシブ寄りではありますが、ポートフォリオ内での株式の比率が下がる展開ならば、株式中心に投資する年になるかなというシナリオもこの1週間で考えるようになりました。

とはいえここのところの円安で資産規模がむしろ増えてないか?状況なんですけど、日本もダメ、中国もダメ、欧州もダメとなるとそりゃ米ドルや米国債に資金が逃げるのはわかります。

ただ、それだとドル高一直線なわけで、ドル高に関してトランプがそう簡単に黙ってられるでしょうか?ただでさえ大統領選挙が本格化しつつあるわけですが。
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