TensorFlowを使って株式の分析を行おうとした場合、データの入手は日本株有料、米国株はヤフーで無料
去年の今頃、python使って配当とか株価を取れないかということで色々と試して多少なりともプログラムを作りました。
WindowsにPython(Anaconda)をインストールして、米国株や海外ETFの価格・配当を取得する方法 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
サクソバンク証券でこれまで投資していなかったETFも保有するようになりましたので、価格や分配金の確認とかいろいろと簡略化できないかなと考えていました。...
本当はyahoo finance usから情報取れるものを整理していきたかったんですけどね。
ようやく仕事が落ち着いたのですが、この騒がしい時期に次の仕事入れられてしまったのでなかなか時間が取れないのでどうしたものかと思案中です(もうすぐG1シーズンなのでそっちにも時間割きますし)。
とはいえ集計の部分は色々とやりたいというのは変わりないので、楽手がてら「TensorFlowではじめる株式投資のためのディープラーニング」という本を読みました。
ソースが4ページ以上にわたって載ってたりと、応用して使えそうなのでありがたいのですが、気になった点が1つあります。
Windows版AnacondaでTensorFlow環境は構築可能
TensorFlow環境に関しては、以前紹介したWindows版のAnacondaをインストールしていれば、Anaconda Navigatorからインストール可能です。
Windows版AnacondaでTensorFlow環境構築 - Qiita
## この記事を読まれるpython初心者の方への注意事項(2019/10/03追記)
この記事はプログラミングの環境構築経験が少なめの方へ向けて書いた記事です。そのため、複数の候補があるpython環境について特に説明することはせ...
銘柄分析や株価分析には古典的な回帰分析やニューラルネットワークを使うので、数学や物理あたりの知識も真剣にやるならば必要となるでしょう。
ただ、数値を取ってきて計算ぐらいならばそこまでの知識はいらないと思いますので、用途を絞れば割と短時間で使えるかと思います。
データの入手は日本株有料、米国株はヤフーで無料
TensorFlowを使って分析をするにあたって最低限株価などのデータが必要となります。
ただ、ここで結構日本とアメリカの差は大きいなと思いましたね。
日本の場合は使ってるデータがKABU+という会員でライトプランでも月額825円かかるんですよね。過去データを含めるプランにするとさらに価格は上がります。
一方、米国株のダウジョ-ンズのデータを取ってきた事例ではyahoo finance usから簡単に過去データを取って来れます。
AnacondaだけでもAnacondaのプロンプトを起動して「pip install fix-yahoo-finance」と入力すれば取れるようになりますからね。
もちろんこのご時世データの価値はありますので有料にするのはわかります。
ただ、ゴールドマンサックスのトレーダーの数が、AIトレードの普及で今では500名→3名に減ったのを見ますと、データ無料で分析する人を育てる方がいいと思うんですけどね。
ともあれ日本株は有料の壁がありますけど、ニューヨーク市場に上場している日本企業や日本株のETFは情報取れますので、そこから分析するというのはありかなと思う今日この頃です。


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