値動きが激しすぎる相場で、どっちに転ぶか予想の自信は全くない。なので小さく何回かに分けて投資する
水曜日にこの記事を書いております。
3月11日なので15時前に館内放送の後、黙祷になるわけですが、フロアはその直前までskype会議やら、電話やらでものすごく騒がしかったのですけど、館内放送後ぴたっと静まりかえって皆黙祷を捧ぐのは日本らしさだと思うんですよね。
もちろん首都圏ですので、数時間かけて歩いて帰ったり、わたしのように帰宅難民化した体験を持つ人がいるからでしょうけど。
あのときは皆1ヶ月後どうなるんだという不安の中で、結果的に自分と会社はなんとかなったなという感じでしたが、今回のコロナウイルスの場合は、景気どうなるんだろ?と考える割合が強いと思います。
もちろん親世代に感染させてはいけないというのもありますが。
個人的に2011年に投資を始めただけに、景気面での空気は2011年と重なる面はあると思うんですよね。
来年で東日本大震災からも運用開始からも10年となるわけですが、最近の株式市場を見ておりますと色々と思うところがあるのです。
原油価格の下落で、2015年~2016年に近い空気になってきた
投資を始めたのが2011年でアベノミクス開始後、2013年5月にバーナンキ・ショックで大きく下がった時もありましたけど、資産規模がさほど大きくなかったので気になりませんでした。
むしろ運用開始から結構強烈だったという印象があるのは、先月後半を除くと以下の3回かなと。
- 2015年7月~2016年10月
- 2018年2月~2018年3月
- 2018年10月~2018年12月
個人的に1年以上冴えなかった感覚があるのは、2015年夏頃のチャイナショックから、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙までですね。
ブレクジットとアメリカ大統領選挙のときは為替の変動も激しかったですし。
今回の112円から101円までの円高はかなり強烈なもので、2016年の2事例よりも円高が進みましたが、個人的には1度経験すると焦りとか不安感というのもあまり感じなくなるものだと思うのです。
で、原油価格の下落とか中国が始まりなのを見ますと、2015年~2016年に近くなってきたなぁと思うんですね。
当時を振り返っても結局原油価格は調整がついてますし、新型コロナウイルスに関しては、じゃあ他の事例と比べて死傷者は?という観点とかから見ると沈静化するでしょう。
ただ、経済活動を抑えないといけないという点から、年内の影響は大ですので、個人的に2015年~2016年の韻を踏む可能性は結構あるかなといまのところ考えています(シェール絡みからハイイールド債に火がついて鎮火するか、爆発大炎上するかという点は気になりますが)。
どっちに転ぶかわからないので、小さく何回かに分けて投資する
水曜日になってもダウが大きく上昇したかと思ったら、日経平均は下がってるとか値動きが激しいです。
為替も値動きが激しく、購入しようとしたときにドル円の基準をどうするかほんと迷います。
株価以上に為替は読めないと考えてますので、こういうときに大きくどちらかに賭けるのは無理だなと。
だったら、小さく何回かに分けて投資をするしかないですし、機会を分散して何回か当たればと。
0か1かでありオッズが絡む競馬と投資に通じることにもなるかなと。

今週の出走馬見てて儲けさせてもらってる馬がでるんですけど、平気で4回続けて凡走するんですが(凡走理由が明確なこと多し)、人気が落ちたときの着順が色つきのレースで配当が大きくなるんです。
もちろんこういう値動き激しいときにどかんといって大きく儲けるのスタイルの人で、ほんとに儲けた場合は賞賛と拍手をと思いますけどね。
というわけでわたしのスタイル的に昨日からボチボチ3月分の投資を始めました。
新型コロナ関連のデータを見ると光明が見え始めてる面もありそう
暗めの話題ばかりですが、新型コロナ関連のデータを見てると割とポジティブ的なものもあるかなと昨日ぐらいから思うところもあります。
もちろんデータで都合のいいもの見てる可能性がありすので一概には言えませんが。
高齢者が重篤化すると危ない以外に、国内の分布と国別の分布を見ると季節的なもので光明が見える可能性はありそうと思うところもあります。
ややパンデミック気味の韓国の死亡者数も抑制気味なのと、イタリアの事例を見ると注意すべきことがはっきり見え始めてるかと思います。
欧州がちょっと心配ではありますし、イランと中国の数値はどうなんだという話もあるでしょうが、それ以外の国に絞って見てみても一筋の光明が見え始めてる可能性はありそうだなと考えます。


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