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NYダウ最高値更新から1ヶ月経過したが、債券や金、REITもマイナスで、グロース株や新興国株式がそこまで下がってない状況

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先週NYダウが1日1000ドル単位で動く状況下では、SBI証券が米国市場が開いてる最中に障害発生するのも仕方ないと思いますが、土曜にメンテナンスするよりは日曜にやれよと思うところもあります。

紛いなりにもブログを6年続けておりますが、こういう下落相場のときに各資産がどう動いたかは短期的なものでもある程度残しておくのは有意義じゃないのかということでやってます。

2月末に数週間分でまとめたのですけど、欧州も冷え込むのが見えてきた状況下では、三月末ぐらいに最高値から20%以上マイナスになったらもう一回記事にするかと思ってたら、想像以上に早くその機会が来てしまいました。

2月末の株価下落の際のパフォーマンスに関して、株式だけでなく債券、金、REITなども含めて整理してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

株価が1週間連続して下落していて、NYダウは実に3000ドルを超える値下げとなっています。一応%にしたら10数%といったところですが。ただ、1週間でこれだけというので破壊力高いですよね。...

3月に入って下がり続けてきた金利が先週から急反発したりしていて空気も変わってきてる印象もありますので、このタイミングでもう一度各資産のパフォーマンスをまとめようかなと。

amerika-bond-20200316.png

ちなみに年始来最高値から3/13終了時点でどうなってるかというと以下の通り。

日経平均 -27.7%(年始来高値は1/17)
ニューヨークダウ -21.6%
NASDAQ -19.9%(年始来高値は2/19)
上海総合 -7.7%(年始来高値は1/14)

上海総合は流石にこれはおかしいと思うレベルですので、何かしら売買規制がかかってるかもしれません。

2/12起点に直近1ヶ月の各資産のETFのパフォーマンスを整理してみました。

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日本株、米国株、米国外先進国、新興国、欧州株


まずは大雑把に日米(EWJ,VOO)と米国外先進国(VEA)、新興国(VWO)、欧州株(VGK)で見てみましょう。

EWJ-VOO-VEA-VWO-VGK-1m-20200316.png

金曜日米国株が上昇した影響で、米国株と新興国株式はかろうじて-20%までいってない状況。

新興国株式は上述の上海総合がそんなに下がってない影響が大きいでしょうね。

2週間前と比べて欧州株が大きく下がってきています。

米国株セクター別


2番目に米国株をセクター別にみてみましょう。

左からS&P500、一般消費財、コミュニケーション、テクノロジー、資本財、素材、エネルギー、生活必需品、ヘルスケア、公益事業、金融、不動産。

SPY-XLY-XLC-XLK-XLI-XLB-XLE-XLP-XLV-XLU-XLF-XLRE-1m-20200316.png

サウジとロシアが原油価格で揉めた影響でエネルギーセクターが40%以上下げています。

資本財と金融も下落幅が大きくなっています。

一方、下落が小さいのは生活必需品、ヘルスケア、公益事業とリーマンショック時と同様の傾向があります。

あと、GAFA絡みの比率の高いコミュニケーションセクターとテクノロジーセクターもS&P500ほど下がっていませんでした。

米国株増配・高配当・グロース・小型株・NASDAQなど


では、高配当やNASDAQなどはどうなのか?米国株ETFで調べてみました。

左からクオリティ(ティッカー:QUAL)、サイズ(ティッカー:SIZE)、モメンタム(ティッカー:MTUM)、低ボラティリティ(ティッカー:USMV)、増配(ティッカー:VIG)、高配当(ティッカー:VYM)、小型株(ティッカー:VB)、バリュー(ティッカー:VTV)、グロース(ティッカー:VUG)、NASDAQ(ティッカー:QQQ)

QUAL-SIZE-MTUM-USMV-VIG-VYM-VB-VTV-VUG-QQQ-1m-20200316.png

大きく下がってると言えるのは小型株ですね。

低ボラティリティ、モメンタム、増配、グロース、NASDAQあたりはS&P500よりも下がってない状況です。

債券ETF(BND,LQD,BLV,TLT,JNK,IGOV,VWOB) 債券もこの1ヶ月では長期債以外マイナスに


続いて株価下落時のクッションにならないかと期待したくなる債券についても調べてみました。

左からBND(米国債券総合)、LQD(適格社債)、BLV(米国長期債)、TLT(米国超長期債)、JNK(ハイイールド債)、IGOV(米国外先進国債券)、VWOB(新興国債券)

BND-LQD-BLV-TLT-JNK-IGOV-VWOB-1m-20200316.png

長期債の中でボラティリティの高いTLTはプラスですが、それ以外はマイナスになりました。

BNDだけでなく長期債のBLVもマイナスです。

原油価格が大きく下がって、ハイイールド債と新興国債券も大きく下がっています。

REIT、金、コモディティ


最後にREIT、金、コモディティです。

とりあえず指標になるかと思い、VNQ(米国REIT)、VNQI(米国外REIT)、REET(グローバルREIT)、GLD(金)、GSG(コモディティ)を比較してみました。

VNQ-VNQI-REET-GLD-GSG-1m-20200316.png

REITは株式以上に下がっています。

有事の金といわれますが、金もこの1ヶ月ではマイナスになっています。

そして原油価格が大きく下がってるためコモディティも下落が強烈です。

おまけ:GAFA+マイクロソフト+テスラ


ちなみにおまけでGAFA+マイクロソフト+テスラも調べてみました。

VOO-GOOG-AAPL-FB-AMZN-MSFT-TSLA-1m-20200316.png

年明けから大きく上昇していたテスラは大きく下がっていますが、GAFA+マイクロソフトはS&P500ほど下がっていませんでした。

まとめ


前回調べたときから2週間経過しましたが、大きく下がったETFと比較的踏みとどまってるETFの差がでてきつつあるかという印象です。

やはりディフェンシブセクターは下落耐性の傾向がでつつあり、一方でグロース株、ハイテク株も比較的崩れていない状況です。

とはいえ株式は10%は下がってるので、他の資産を・・となるのですけど、債券も長期債のBLVすら1ヶ月でマイナスになってます。

なかなか厳しい1ヶ月となりましたが、全ての資産が下がり続けるということは長期で続かないでしょうから、いまは数ヶ月我慢かなと考えています。

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