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投資哲学・投資理論

ひふみ投信の藤野英人氏が投資家に説く「今だけを生きる」ことの重要性

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久々に午前様になってしまったのですが、その間にSBI証券が先週同様障害発生し、NYダウや欧州市場がまた大きく下がっていました。

その割にそこまで円高になっていなかったりと、ただでさえ仕事のせいで眠い中気にしてもしょうがないと放置気味の状況です。

さて、feedlyで投資関連のブログは相当数登録しているのですが、素直に素晴らしいと思うブログからなんだかなぁと思う人もおるなと思う今日この頃です。

そんな中で一番腑に落ちたというか全体見渡しても素晴らしいと思ったのは、ひふみ投信でおなじみ藤野英人氏のnoteですね。

WITH コロナ時代のこれからの見通し|ふっしー|note

過小評価から過大評価へ 3/12-13日が株式市場の最悪期であったと判断しています。ただし、それは新型コロナウイルス(以下コロナ)が収束したというわけではありません。むしろ逆です。 世界の株式市場の中心は米国です。日本株も欧州株もある意味米国の株式市場の派生商品的な位置づけになっています。なので米国の株式市場の動向がもっとも重要だと思っています。米国の株式市場は当初新型コロナウイルス(以下コロナ)を軽視していました。中国の、それも武漢に変な風土病が広がっているくらいの感覚でしょうか。

わたしはひふみプラスを5年以上積立ていますけど、全面的に藤野氏を信頼しているかというとそうではないです。

「ヤンキーの虎」の考え方とか福岡出身なのでわかるのですけど、個人的にこういう人たち苦手というのがありまして考えに賛成できないものもあります。

ただ、紹介した「WITH コロナ時代のこれからの見通し」は「低空飛行ながら社会をまわしていくこと」「秘技 今だけを生きる WITH コロナ時代の心得」「過酷な医療関係者にリスペクトを」といった点はものすごく共感できていいなと素直に思いました。

個人的に思うところを整理していくと以下の3点になるかなと。

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先が見えないときに「今だけを生きる」ことが重要


紛いなりにも社会人を10年以上続けてきて、潰されちゃった人も結構な人数見てきましたが、理由として結構あったのが「ゴールが遠すぎた」ってことなんですね。

個人的な意見として、例えば1ヶ月後なりにこの仕事一段落って見えてれば、そこまでなんとかやろうとなると思うのです。

それは個人差があってわたしは数ヶ月先ぐらいですけど、半年ぐらいまで持つ人もいるでしょう。そもそも多くのスポーツも年中やらずにオフ期間がありますし。

ところがあと1年先とか、先が真っ暗な状態が何ヶ月も継続となると潰れちゃう人が出てくる傾向があるなと。

それに対する対処方法を考えた場合に、「今だけを生きる」って考え方はぴったりだなと。

藤野氏も書いてますが、コロナショックと言っていい状況の弱気相場はそれなりに長くなる可能性も想定しておいた方がいいでしょう。

実際、2月まで中国中心に「グローバル・バリューチェーン」の肝である東アジアの物流や製造は影響出るのが目に見えてたわけですが、1ヶ月経ってここまで国境閉鎖となると、じゃあ正常化するまでの影響は?となるとまったく見通しが見えません。

ましてや欧州とアメリカはこれからピークという状況ですから、そりゃパニックになってもおかしくない。

ただ、そこを最長数年から5年耐え忍びながら投資を続けると、道が開けるんじゃないかというのは実感としてあるからこそ、「今だけを生きて」、仕事・節約頑張るって方向がいま投資家にとってはベターかなと。

低空飛行ながら社会をまわしていくこと


東日本大震災のときは帰宅難民の当事者になったことや、まだ部下的な後輩がいなかった(リーマンショックの影響)というのがあり、社会を回すとかいうところまで考えが回りませんでした。

2011年から投資をし始めたことと、後輩とか協力会社とか色々と引っ張らないといけない関係もできることで、「社会を回す」ということの重要性が理解できました。

だからこそ消費の落ち込みとかどうなるんだという点は不安になりますし、東日本大震災の頃からは年間収入が100万は増えてるのである程度使って消費しないとと思うのです。

流石に先週や先々週の通学分が減った通勤途中では不安も覚えましたが、今週入って人が戻ってきたのは間違いなさそうです。

金曜日外食した際も、飲食店は割と平時に近いところまで戻ってきつつある印象を持ちました。

もちろんコンサートやスポーツ関連のような規模が大きいものほど消費が回るわけですから、それが開催できるというところまで持って行かなければなりません。

好きな物からお金を回すことを心がけたいですね。

底を這うように投資するチャンスと円高リスクが来る可能性


藤野氏は投資に関して以下のように述べています。

  • 血みどろの状況であり、かつ血みどろ患者(企業のこと)が広がる中、投資家の選別能力が問われるところになります。
  • 投資家は頭をあげてよい会社をさがすファイティングポーズをとりはじめてよいと思います。
  • 積立投資はこれからがモノをいうので中止をしたりするよりはむしろ増額されるチャンスだと思います。
  • 底を這うように投資をできるように思います。

個別株をやる人は一番最初が肝となるでしょうが、個人的にはこの項目にあてはまりそうな増配とかクオリティのファクターもつ企業がいいのかなと思いました。

配当通知が来たので、VIGの様子を見たら100ドル切ってました。選別できる能力的なものや時間をある程度放棄してる身としては悪くないのかなと考えてますね。

同時に底を這うように投資をできる機会ですので、積立額増額やアセットアロケーション的に株式部分で減ったものを埋めるといった原則に沿って投資をするのにいい時期かなと考えています。

個人的なコロナの動向として、欧州とアメリカが酷い中、東アジアが先に流行したのもありますが先に収まる可能性の方が高いかと。

韓国も一部地域以外は抑えれていますし(ただしキリスト教が普及しているリスクあり)、日本はサッカー協会会長が感染という見出しは出たものの、基本的に直近は2月後半から3月に海外から帰ってきた人の感染が目立つので、高温多湿で一気に気温が上がる地域はポジティブにとらえてもいい面もあるかと考えます。

で、そうなると変動相場が落ち着いても、とくに欧州が混乱状態であれば円高が進む局面が来る可能性は高いかなと。

少なくとも株式が踏みとどまったとしてもさらに資産が減るのはインデックス投資でも同様ですので、「今だけを生きる」で数年は我慢の展開を耐えれば、トンネル抜けて晴れ間が見えるかなと。

元々セミリタイア思考ですが、リーマンショック類似の下落があった後の資産回復機会を活かしてと考えてましたので、個人的には悪くない展開。

文字通り底を這うように投資するチャンスですので、花を咲かせるための種まき期間を楽しむくらいのスタンスで臨みたいと考えています。
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