いつの間にかBNDが80ドル台まで下がっている!落ち着いてる米国債券ETFはSHYくらい
株価が大きく下がりますと、色々な資産の状況がどうなっているかということを調べたくなります。
調べることによって、ポートフォリオにちょこっとこれ加えるとスパイスになるんじゃね?というのを見つけれる可能性もありますし。
で、日曜日に債券、金、REITも含めて調べたわけですが、どうも3月入ってから債券も下落しているように見える。
NYダウ最高値更新から1ヶ月経過したが、債券や金、REITもマイナスで、グロース株や新興国株式がそこまで下がってない状況 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先週NYダウが1日1000ドル単位で動く状況下では、SBI証券が米国市場が開いてる最中に障害発生するのも仕方ないと思いますが、土曜にメンテナンスするよりは日曜にやれよと思うところもあります。紛いなりにもブログを6年続けておりますが、こういう下落相場のときに各資産がどう動いたかは短期的なものでもある程度残しておくのは有意義じゃないのかということでやってます。...
BNDの価格を調べてみたら、いつの間にか81ドル切ってる状況。今月初めは86ドル超えてる状況でしたが。

流石に下がりすぎていると思うレベルなので、他の米国債ETFを含めて直近1カ月くらいの動向を調べてみました。
2/12からの米国債券ETF(BND、LQD、BIS、BSV、BLV、TLT、EDV、SHY)パフォーマンス
NYダウが最金をつけた2/12から以下の主な債券のパフォーマンスをまとめてみました。
バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)
バンガード・米国短期債券ETF(ティッカー:BSV)
バンガード・米国中期債券ETF(ティッカー:BIV)
バンガード・米国長期債券ETF(ティッカー:BLV)
iシェアーズ米ドル建て投資適格社債(ティッカー:LQD)
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(ティッカー:TLT)
バンガード・超長期米国債ETF(ティッカー:EDV)
iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF(ティッカー:SHY)

ただ、3月入ってから景色一変という感じで、プラスのEDVやTLTは20%近く下がっています。

とくに適格社債LQDの下落は大きいです。
それにつられて、適格社債を一定比率組み込まれているBLVやBNDもマイナスになってます。
バンガードのBND、BSVあたりがマイナスなのも適格社債の影響が大きい。
一方、iシェアーズにはiシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF(ティッカー:SHY)という短期国債があるのですけど、安定してプラスの状況。
株式が下落した直近1カ月間の米国市場のETFの動向を調べてみたが、VOOやVTIには資金が流入している - 関東在住福岡人のまったり投資日記
NYダウが最高値をつけたのが2/12でそこから1カ月が経過しました。1カ月でマイナス20%を超えまして弱気相場入りと状況が一変しています。荒れ模様な相場ですが、じゃあどんな資産に資金が流入しているのかは気になりました。...
社債がポートフォリオに組み込まれてるバンガードのETFではなくて、iシェアーズの米国債ETFならどうかということで、iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(ティッカー:IEF)と比べてみると以下の通り。

3月になってからはIEFが資金流入のランキングに入ってないのを見ると、現金化するか短期債ETFに投資という形になってるんでしょう。金ETFも下がってますし。
結果的に、現金化して金利が上昇してドル高になるという展開になってるんでしょうね。
2月終了時点で株価下落によりポートフォリオのバランスが崩れることを懸念しておりましたが、債券ETFもそれなりに下がったのを見ますと、株式の比率を高めるためのリバランスに必要な金額も多少は下がるかなという気がします。
しかも、BNDが80ドル台ならば悪くない価格になってきましたから、債券への投資も選択肢の1つとして考えていきたいと思います。


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