iシェアーズのグローバルREIT ETF(REET)が年明けからマイナス40%超える大損の状況なので、REITの現状を確認してみた
SBI証券がメインで運用していますが、昨年から投資を始めたサクソバンク証券では実験枠的に株式とREITとリスクをかけた運用してます。
年明けから順調でしたが3月に急降下しています。
個別のパフォーマンスを見ていくと以下の通りで、なんと株式なんかよりもREIT(REET)の方が頭抜けてマイナスの状況なんですね。
ティッカー | YTD(%) | 投資損益(%) |
MTUM | -24.81 | -19.06 |
VIGI | -26.50 | -20.59 |
VYMI | -28.13 | -27.73 |
EWL | -20.77 | -16.42 |
EIS | -29.59 | -27.55 |
REET | -40.14 | -37.89 |
J-REITは更に下がっているという話も見ますので、REIT関連のETFの状況をまとめてみました。
主なREIT ETF(IYR、IFGL、VNQ、VNQI、REET、RWO)の直近のパフォーマンス
主なREIT ETFで思い浮かぶ銘柄は以下の6本なので、年次からのパフォーマンスを調べてみました。
iシェアーズ 米国不動産 ETF(ティッカー:IYR)
iシェアーズ 先進国(除く米国)不動産 ETF(ティッカー:IFGL)
バンガード・リートETF(ティッカー:VNQ)
バンガード・グローバル(除米国)不動産ETF(ティッカー:VNQI)
iシェアーズ グローバルREIT ETF(ティッカー:REET)
SPDRダウ・ジョーンズ・グローバル・リアルエステートETF(ティッカー:RWO)

米国REITがマイナス30%、米国外が含まれるとマイナスは40%近くまでいきます。
ただ、REETはグローバルREITで米国REITが中心なのでなんでここまで下がる?という話なんですけど、VNQIあたりは不動産デベロッパーの比率が高い。
一方、REETやRWOはほとんどがREITです。

金利の変動が激しく、BNDなどの債券ETFも下がっている3月に急降下するというのは、今後ホールドする上で教育費を払って得た教訓かなと思いますね。
じゃあ不動産セクターETF(XLRE)はどうなのということですけど、2月末までは比較的マシだったのが、3月になって同じようにさがっていて、3割近く下がってます。

債券以外の資産で投資してみるという実験で昨年からREITに手を出してみましたが、ちょっと痛い目を見たかなと。
ただ、流石に下がりすぎだろと思うところがあります。
どかんと行くようなことはしませんけど、1年くらいは底値を這いつくばりながら投資していく方針で、追加投資を行っていきたいなと考えています。


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