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第1次世界大戦+スペイン風邪のNYダウの底値は現在の水準に近い-33%。100年前の状況を調べてみた

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土曜に『バロンズ拾い読み』を制作している川田重信氏が現状の米国株式の下落幅はスペイン風邪で下がったときと同じ水準で底だったという記事はなかなか面白いなと思ってtweetしたらかなり反響がありました。


藁にもすがる思いでこういうトピックに注目が集まりやすいのでしょうけど、じゃあ実際のところはどういう経過をその後10年であったのかなと。

第1次世界大戦後に疲弊したイギリスからアメリカへと経済・軍事の覇権国家が移り、やがてアメリカは狂騒の20年代へと突入したというのが個人的な認識です。

もちろん当時は第一次世界大戦の末期だけでなく、結核の問題や、サプライチェーンが自国で完結していたり、先進国は植民地を持ってた、都市化が進んでいるなど現在とは条件が異なるとは思います。

とはいえ歴史は韻を踏むというのはあると思うので、当時の状況を整理してみました。

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第1次世界大戦とスペイン風邪の時系列を見ると、第1次世界大戦の動向の方が1918年の株価上昇につながっている


ちょうど第1次世界大戦の期間ですが、スペイン風邪の時系列を整理すると以下の通り。

    1915年 アメリカ国内でスペイン風邪の症状(インフルエンザ・肺炎)による死亡率が増加していた(アメリカ疾病予防管理センター発表)
    1918年3月頃 アメリカ軍の兵営で発生、デトロイトやサウスカロライナ州付近などで最初の流行
    1918年4月 フランス全土を覆い、まもなくスペインへと拡がる
    1918年6月 欧州大陸から英国へと渡る。インドや中国でも発生
    1918年8月 日本で流行が始まる
    1918年11月 日本で全国的な大流行
    1919年春から秋 第3波
    1919年9月~1920年7月 日本で第2回流行

アメリカでの発生が1915年だったという話もありますし、流行期は春から秋にかけて1919年や1920年でも起きてることがわかります。

1917年に、ダウ平均は6月の高値から12月までに33%下落している。ところが、実際に世界的大流行期に入ると、株価は上昇に転じ、スペイン風邪による死者数が最多となった1918年10月までに株価は底から35%も戻していた。さらに、1919年11月までの上昇率は81%にも上っている。

川田氏はこのようにいってますけど、既に底値を1918年に脱していたのを見ると、1918年に入ってからはむしろ第1次世界大戦の状況が起因してるように見えます。

第1次世界大戦の時系列は以下の通り。

    1917年4月 アメリカがドイツに宣戦布告
    1917年10月 ロシアで十月革命
    1917年12月 アメリカはオーストリアにも宣戦布告
    1918年2月 ブレスト=リトフスク条約でロシアが戦線離脱
    1918年3~6月 ドイツの春季攻勢
    1918年8月 百日攻勢で連合国軍反攻
    1918年9月 ドイツが講和交渉要請
    1918年11月 ドイツと連合国の休戦協定が締結
    1919年6月 ヴェルサイユ条約

秋口にかけて大きく上昇しているので、第1次世界大戦終了の影響の方が要因として強いように見えます。

アメリカはその後狂騒の20年代


では、アメリカはその後どうなったかというとNYダウの推移は以下の通り。

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参考引用データ

1920年代後半から一気に伸びてやがて世界大恐慌に至ります。

狂騒の20年代または狂乱の20年代といわれてますが、1920年から1921年に掛けて痛切な不況があり、その後1920年代を通じて長い回復により、大衆消費の増加と経済成長の10年間を表しています。

ハーディング→グーリッジ→フーバーと共和党政権が続き、減税し、農産物の利益を守り、移民を制限など現代に通じる政策もちらほらありますね。

禁酒法やベーブ・ルースもこの時代になります。

仮にトランプ再選となると時代背景は近くなるかもしれません。民主党と違って共和党は次の候補者が育ってるという話を見聞きしますし。

当然100年前の状況は多くの項目で違いますし、当時と違って押さえ込みに消費を抑える手法を取ってますので、まだ下がる可能性はあるかもしれません。

ただし、歴史は韻を踏むものではありますので、仮に今後相場が回復したとしても、リスク観点の視野を持っておきたいですね。

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