米国高配当株ETF(HDV,VYM,SPYD,DHS)の現状を確認してみました
4月になりまして、株式ETFの3月分の配当も全て入金されました。
差高値からの下落がマシなETFでもマイナス20%くらいですので、減ってるETFが目立ってましたね。
ところがそんな中で、過去最高の配当になったのがiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)。
エクソンモービルとシェブロンと原油価格下落の影響の大きい2社を抱えてS&P500より下がってるますが、それでもこの配当はありがたいと思います。ただ、不思議だなと思う気持ちもあります。
株式が大きく下がった状況でHDVの配当を見て、他の米国高配当株ETFってどうなってるんだろう?と疑問に思いましたので調べてみました。
米国高配株ETF(HDV,VYM,SPYD,DHS)の直近のパフォーマンス
米国配当系ETFはどうなのかということで、以下のETFとS&P500をNYダウ最高値の2/12から比較してみました。
ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(ティッカー:DHS)
バンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
バンガード・米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式(ティッカー:SPYD)
水色がS&P500になりますが、個人的にはエネルギーセクターの比重が高かった高配当ETFは思ったよりも下がっていないというのが第一印象。


ただし、REITが下落しているので、不動産セクターの比率が高いSPYDは40%超えのマイナス。
資産規模も小さいですし、個人的には配当率だけに目がくらむとこういう目にあうということを体現しているように見えます。
ちなみに4本のETFが比較できる最大期間で見ても、SPYDだけ唯一マイナスになってます。

4/3終了時点の株価で配当率を計算してみると
株価が下がって配当率にするとどうなってるのか?4/3時点の株価と3月分までの1年分の配当で調べてみました。
ティッカー | 配当率 |
HDV | 4.7% |
VYM | 4.0% |
SPYD | 7.0% |
DHS | 5.0% |
これを見るとDHSとSPYDはかなり配当率が高めになってます。個人的にはSPYDは配当率高過ぎだと思いますね。
HDVも4%後半というのはかなり高い状況だと思いますね。
2週間様子を見てNISA枠を埋めるか考える
ここまで米国高配当株の状況を見てきましたが、個人的にコアの1つとして投資しているHDVの現状は以下の通り。

このPERとPBRならばNISA枠の残りを埋めるために投資をしようかなという気がしています。

実際ロックアウトしても需要が強い銘柄中心ですし。お荷物になってる2社は明らかではありますが・・
いまのところ欧米でロックアウトの効果が出てんのかよくわからないレベルで感染者が増えていますが、流石にあと2週間経てば、次のフェーズへの移行も考えられる状況になるかと。
なので2週間様子を見て今月中に投資を行うプランも考えています。


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