いつのまにかNASDAQ100指数連動のQQQは年始来プラス圏寸前
昨日は日経平均もNYダウも大きく上昇しています。
ある程度段階的に封鎖を解除していく方向になりつつあるとはいえ、感染拡大の発生から先行していて且つ新規感染者の少ないはずの中国の人民代開催が来月でもまだ日程確定していないのを見ますと先行きは晴れてるようには思えないんですけどね。
株価がある程度見れるレベルまで回復している中で、セクター別で見たらどうなってるんだろ?と思い確認してみたら、年始来でヘルスケアセクターはプラス圏近くまで回復しています。
リーマンショック時同様、傾向的にディフェンシブセクターと言われる、生活必需品、ヘルスケア、公益事業がS&P500を大きく上回ってますが、テクノロジーセクターも比較的健闘していると言っていいでしょう。
それ意外にもプラス圏近いのあるんじゃないかと思って調べていたら、NASDAQ100も同じように年始来プラス圏寸前まで来てるんですね。
QQQもヘルスケアセクター同様プラス圏寸前
年始来でNASDAQ100指数連動ETFのQQQとS&P500を上回るセクター(ヘルスケアVHT、情報技術VGT、生活必需品VDC、公益事業VPU)とS&P500で比較してみました。

QQQはVHTよりもプラス寸前の状況ですね。
セクター別で見ると年始来ではヘルスケア、生活必需品、情報技術、公益事業の順番。
わたしの重視しているセクターがはまってますけど、情報技術も悪くないのはリーマンショック時とは時代が変わったからと言えるんじゃないかと思いますね。
組入れ上位の銘柄見ると、Amazon、Netflix、NVIDIAが牽引している
年始来プラス圏寸前のQQQのセクター比率を見ると、テクノロジーセクターと一般消費財(半分以上Amazon)の比率が高い。

企業別の比率で見るとGAFA+マイクロソフト4割占めています。なぜペプシコが入ってるのか謎ですが・・

上位組入れ9社(GoogleがクラスA,C入ってるため)の年始来のパフォーマンスをまとめると以下の通り。

Amazon、Netflix、NVIDIAが牽引しています。マイクロソフトも大きくプラスになっています。
一方で、広告収入がコロナショックで落ちそうなフェイスブックとGoogleはかなり下がってます。
これだけ上昇してるのだから、もしかしてコロナショック前超えてるのでは?と思い年始来の細かな値動きが以下の通り。

AmazonとNetflixは既にコロナショック前を超えてる状況。
動画コンテンツは新規収録が日本でも厳しくなってますけど、過去の作品持ってるのは強いですよね。
逆に日本のテレビ局なんかは過去の作品いかしきれてないんじゃないですかね?
ともあれ現状上昇している企業の中には、ワクチン開発の創薬やらクラウド関連やら過熱気味の企業も存在するのも事実。
新たなバブルを生み出す種もまかれているのかもしれません。


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