年始来プラスが見えているヘルスケアセクターを牽引しているのは、アボット、イーライリリー、ジョンソン&ジョンソン
NASDAQ100指数が年始来プラス圏寸前になったのを土曜に書きました。
いつのまにかNASDAQ100指数連動のQQQは年始来プラス圏寸前 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨日は日経平均もNYダウも大きく上昇しています。ある程度段階的に封鎖を解除していく方向になりつつあるとはいえ、感染拡大の発生から先行していて且つ新規感染者の少ないはずの中国の人民代開催が来月でもまだ日程確定していないのを見ますと先行きは晴れてるようには思えないんですけどね。...

個人的に重視しているセクターなのでこの結果はうれしいのですけど、じゃあ牽引している銘柄はなんなのかと。
ということでヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)の組入れ上位銘柄で調べてみました。
ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド(XLV)組入れ上位銘柄
ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)の組入れ上位銘柄は以下の通りです。

ジョンソン&ジョンソン中心ですが、製薬会社だけでなく医療保険会社のユナイテッドヘルスや医療器具のメドトロニックも含まれています。
組入れ上位10社のパフォーマンスを見ると、ジョンソン&ジョンソン、アボット、イーライリリーが牽引
では、組入れ上位10社の年始来のパフォーマンスをまとめると以下の通り。

年始来-10%のS&P500よりも10社ともパフォーマンスはいいです。
目立つのはジョンソン&ジョンソン、アボット、イーライリリーの3社ですね。
とくにイーライリリーのパフォーマンスがいいのですけど、これは新型コロナ感染症薬の臨床試験開始が評価されたのが大きそうです。売上も前年比で伸びてる決算も良かったのでしょうけど。
米イーライリリー、新型コロナ感染症薬の臨床試験を今月開始 _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】
米イーライリリー、新型コロナ感染症薬の臨床試験を今月開始 。
年始からの細かな値動きは以下の通り。

イーライリリーの他にアボットも年始来高値更新していて、コロナショック前の株価を超えています。
アボットはコロナ抗体検査や検査キットの製造をしているのでそれが評価されてるのでしょう。
個人的にはリーマンショック級の恐慌が来た場合も下落耐性があり将来性があると評価してヘルスケアセクター偏重だったんですけど、想定外の事態でも下落耐性の強さを発揮しているなと。
今回のコロナショックは創薬や医療関係の重要さがよくわかる事象だと思います。
大した金額ではありませんがこれからもヘルスケアセクター重視の投資を継続していきたいと思います。


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