原油価格の暴落でエネルギーセクターに逆張りするならHDVに投資する
4月20日のNY原油先物市場では、受け渡し期間が最も短い期近物である5月限が、マイナス価格を形成しました。
この影響で今週株価が下がっていますね。
ちなみに4/20の前日に原油価格連動型ETF(ティッカー:USO)が本来のポートフォリオを維持できなくなったというのもニュースになっていましたし。
【悲報】USO、本来のポートフォリオが維持不可能になる
当然USOの価格も年初来マイナス80%くらいまで下がってます。
ここまで下がるとエネルギー関連に逆張り的に投資をしたくもなりますが、正直原油価格はしばらく予測不能と思うんですよね。
個人的にエネルギーセクターに投資をするなら、企業を選好すべきと思いますし、財務的に問題ない企業をチョイスするべきかと思うんですね。
その観点から行くとiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)ならもってこいかなと。
相変わらずエネルギーセクターの比率が高いiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
なんでiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)かというとエネルギーセクターの比率が高いんですよね。

4分の1がエネルギーセクターなんですよね。

エクソンモービルとシェブロンで16%超えています。
それ意外にもシュルンベルジェやコノコフィリップスに1%程度投資していますが、基本この2社中心です。
で、ここで上げた4社の格付はトップ10に入ってるエクソンモービルとシェブロンはAA、コノコフィリップスがA、シュルンベルジェがAA-。
体力がない石油関連企業が次々と倒れていく2015年頃と同じような形になるならば、財務的に問題ない企業であれば逆張り的に投資をする価値はあるかと。
とはいえ原油価格の不安定さを考えると、全力で投資をする対象ではないかと考えます。
個人的にはHDVで4分の1ほど投資して他のセクターにも分散する形がいいかなと(ただし、エクソンモービルとシェブロン以外は銘柄入替えの可能性が過去の傾向的に高いです)。

パフォーマンスはS&P500と比べても年始から冴えませんが。

PERが株価の下落で下がって割高ではなく配当率も高くなってますので、ヘルスケアセクターで穴埋めするイメージで小さくエネルギーセクターにかけるならHDVは悪くない投資対象かなと。
もちろんジョンソン&ジョンソンですら希に短期間ポートフォリオから除外されるETFではありますが、個人的に重視してる生活必需品セクターとヘルスケアセクターの比率も高いです。
2020年度の業績は良かったのに夏のボーナスはどうなる?という状況ではありますが、夏のボーナスでエネルギーセクターの逆張り込みでポートフォリオのコアとして追加投資しようと考えています。


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