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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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投資関連本

「FIRE最強の早期リタイア術」は30代で経済的自立を達成するための技術が書かれた本

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アーリーリタイア関連本はAmazonで探すと電子書籍含めればそれなりにヒットします。

ただ、このファイアームーブメントは北米(特にアメリカ)を中心に広がってるわけですが、不思議と関連書籍ってこれまでなかったと思うんですよね。

その先陣を切ったのが昨年末に出た「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」。

FIRE 最速で経済的自立を実現する方法はセミリタイアやアーリーリタイアを目指す人にとってのバイブルになるかもしれない - 関東在住福岡人のまったり投資日記

FIREとは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭字語で、去年は経済紙のオンライン記事なんかでもちらほら取り上げられるようになってきました。ただ、日本でFIREに関する書籍があるかというと、個人レベルで出版している人はいますけど、バイブル的な1冊というと個人的には見かけない印象です。...

エンタープライズ・マインドや貯蓄率を30~90日間隔で1%ずつ引き上げるなど面白い方法もありましたけど、不動産投資や副業含めた働き方に関しては疑問符がつく面もあったかと思います。

そんな中、「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」で翻訳を担当した岩本正明氏が新たに翻訳したのが「FIRE 最強の早期リタイア術」です。


著者はクリスティー・シェン/ブライス・リャン夫妻ですけど、ほとんどクリスティー・シェンの生い立ちから経験などが書かれています。NYタイムズ、CNBC、CBCなどでも取り上げられて反響があったそうです。

個人的には上記で上げたFIREよりも身近に感じれる内容でしたし、不動産投資なしでここまでやってる点にも共感を覚えましたね。

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幼少期のバックボーンと劣悪な仕事環境


まず30代前半でリタイアできたのは夫婦で52~78%の貯蓄を続けたのが大きいと思いますが、なぜそこまでできたかというと幼少期のバックボーンが大きいことが読んでいてわかります。

カナダの中華系移民ですが、貧しくて両親も徹底した節約志向だったため、そういう面も含まれて書いてあるのは読み物としても面白かったですね。

加えて学位の総費用と給与を考えてPOTスコアを割り出し就職先をコンピュータ関連に就職して中流階級の生活ができるようになったものの、労働環境が劣悪。

倒れて死にかけたり、あと1年だけ働くを続けて倒れた人の例を見てアーリーリタイア決意したのは、わたしもこの人仕事しまくって倒れないのか?という人を見てきただけに共感できました。

ちなみにその影響で副業もやろうとしたものの失敗談が書かれていて、グラント・サバティエのFIREよりも惹きつけるものがある印象です。


取り入れたいと思った6つの考え方


個人的には以下の投資リターンと貯蓄率とリタイアまでの年数のグラフが一番印象に残りました。

retire-return-4per.jpg

ただ、それ以外の考え方もへ~って思う物多かったですね。

  • 現金クッション(預金口座に入れておく緊急時の準備金)
  • 利回りシールド(ETFが支払う分配金を使って資産を売却することなく現金で手にする)
  • お金を浮かすために世界中を旅行する
  • リタイア後の資金を管理するために3つのバケツに分ける
  • 下落相場が長引いたときに実行できる複数のバックアッププランの用意
  • 持ち家と賃貸を考えるために、毎月の住宅ローンの返済額に150%をかける150の法則

とくに現金クッション=(年間支出-年間利回り)✕年数の考え方に関しては、暴落に遭遇してもリタイア失敗にならないためには言い考え方だなと。

わたしのように海外ETFで一定金額毎年入金がある人や配当意識して投資している人には向いてる考え方だと思いますね。

年数も世界恐慌で配当考慮して5年でしたので、わたしも5年程度で考えていきたいです。

もちろん内容に全面賛成ではなく子育て関連は?な感じがありましたし、お金を浮かすために世界中を旅行するというのは性格的に合わないかなと思いましたね。

とはいえ割と身近な体験談が書かれていますし、20代のうちに読んでればわたしの資産はリーマンショック時に投資をしていてもっと増えてたでしょう。

アーリーリタイアを目指す人、とくに20代の人は読んでおいて損はない本だと考えます。

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