債券ETFの分配金は先月の急増から一転3月に逆戻り。2020年5月度分配金報告
コロナによる緊急事態宣言も明らかに感染者の減少が見られて、東京周辺と大阪周辺以外に関しては解除となりました。
一時感染者の増加が顕著だった福岡なんかも解除されたのを見ますと封じ込めの施策はある程度いい方向に行ってると思いますね。
福岡の場合は関東や関西と違って人口の多い北九州と福岡が離れてるのもあるので抑えられたのはあるでしょう。
そして、北海道や福岡でもある程度感染者が出たのは繁華街で広がる傾向は間違いなくあるかと。
満員電車が言われますけど、それだったら福岡県南部でもっと感染者出てるはずですし、もっとわかりやすいのが東京都。
【多摩地域30市町村】新型コロナウイルス感染症情報まとめ
23区から西の三鷹、調布、府中あたりから八王子までを見ても1万人当たり1.5~2.5人という感じで、八王子や立川に至っては1人以下。
東も千葉との境の江戸川区は感染者30人程度なのを見ますと、都心の特定地域に問題があると思うんですよね。
となると特定地域以外を段階的に解除してく形になるんじゃないかと。
いまは居酒屋や牛丼チェーン以外の飲食店が20時に閉めてますけど、東京都も都心以外は段階的に21時、22時という感じで延ばしていく施策がいいかと考えます。
ブンデスリーガも再開されましたが、個人的に無観客ならば来月くらいからスポーツ再開してもいいと思うんですけどね。
3月初旬の無観客なのにスタジアム外に多数集まったバレンシアサポーター(しかもその試合は4点差以上で且つ必要があった)のようなことはないでしょうし。
さて本題に戻りまして、今月の分配金は以下の通りです。
今月の海外ETF分配金一覧
バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND) $0.17385
バンガード米国長期債券ETF(ティッカー:BLV) $0.26007
SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(ティッカー:JNK) $0.516883
iシェアーズ米ドル建て投資適格社債(ティッカー:LQD) $0.320173
バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF(ティッカー:VWOB) $0.25440
2月と5月は債券ETF絡みしか配当がない月ですので、個人的には債券分の配当がどれだけ増えてるかを確認する月となります。
で、相変わらず金利が変動しているからなのか先月一気に増えたのが今月は大きく減少。
値動きが小さいバンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)もこの半年かなり月毎に変動が大きくなっています。

配当の推移は以下の通りで、5月も増加傾向は変らないものの伸びは2月に続いて小さい。

流石にこれだけ債券ETFが割高だと大きく手を出す状況ではないと思うので、しばらくは株式の配当のある4半期毎以外の伸びは小さくなりそうです。
個人的なシナリオの一つとして欧米や新興国含めて金利が下がっていくのは変らず、下手したら日本化(EU圏はそれよりも酷い)と考えてるのでそこまで債券ETFに悲観ではないです。
ただ、歴史的に考えるとここまで世界的にデフレっぽくなりつつあるのは不気味で、インフレになったときのシナリオは考えておいた方がいいかと。
「今回は違う」はバブルだろうがギャンブルだろうが死亡フラグですからね。
一応コロナの影響があっても業務継続できる業界おかげか夏のボーナスが出ますので、あと半月様子を見て投資計画を作成したいと思います。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事