緊急事態宣言を受けて三者三様の居酒屋の対応はビジネスの上で考えさせられる
緊急事態宣言が5末まで延長されたわけですが、開始当初は開いていた店もどんどん時間が経つにつれて閉まっていきました。
普段ゴールデンウィークは帰省しているのでよくわかりませんが、GW真ん中当たりはほんとに閑散としていました。
流石に当初終了予定後の5/7は人も増えて、開いてる店も増えてきた印象です。
個人的に昼食は弁当を買って居酒屋などを支援しているのですが、店が偏らないように最寄りの2つの駅(片方各駅のみ、片方快速止まる)を散歩も兼ねて2日に1回は歩いてるんですけど、この1ヶ月の居酒屋の対応を見てると色々と考えさせられるなと。
とくに印象に残ったのは以下の3軒。
- 快速駅最寄りの居酒屋A
- 各駅のみ駅の最寄りの居酒屋B
- AとBの中間点にある店長が住んでる街の中では有名人の居酒屋C
Aは緊急事態宣言開始から1週間くらい休みで、Cは長期休み、Bは営業継続を選びました。
その後の状況見ると色々と考えさせられますね。
快速駅最寄りの居酒屋Aのケース
まずは各駅のみの駅よりも発展していて店も多く、快速も止まる駅の最寄り居酒屋A。
緊急事態宣言後1週間休んでいたのですが、その後弁当を売り始めるけど、マスク付けてない店員が売ってたりしてあまり人が寄りつかず。
その後4月中旬くらいになってきて、店員がマスク着用するようになったかと思ったら、今度は弁当と消毒液をセットで売り始める。
そして4月末にはマスクを50枚5000円という1枚100円価格で売り始めたのですが、10箱くらいつまれたマスクは売れてる様子もない。
居酒屋の競合も多く、家賃も3軒の中で一番高そうですが、マスクを並行して売ったりしているのが今後どうつながるか気になるところです。
各駅のみ駅の最寄りの居酒屋Bのケース
続いて各駅しか止まらない駅の居酒屋B。こちらは緊急事態宣言後は弁当を売るのにシフト。
客席が弁当を作るための置き場に変えてるのですが、他の競合の店舗が1つくらいしかなく、その店舗も2階にあるため営業してません。
立地的にも駅と店の間にコンビニがあって、その帰りに寄る人も多く弁当の売れ行きは好調。
それを見て惣菜のみのパックも売り出し、昼や夕方は人が途絶えなくなってます。
テイクアウトに切り替えて上手くいってる事例かと思います。
AとBの中間点にある店長が住んでる街の中では有名人の居酒屋C
最後の例は緊急事態宣言で1ヶ月間休んだ店。ただし、5/7からはテイクアウトなどで復活しました。
AとBの中間点且つ、通りからはちょっと入った店で立地的には一番微妙ではあるものの、店長は市報に載ってたりして店の知名度は3店舗の中でもトップ。
満を持して再開時は店長自らテイクアウトの商品を販売。常連さんが集まってましたね。
握手を求める人すらいて、握手の仕方は政治家っぽかったです。あれを見るとそのうち議員になるかもしれません。
どれが正解かは今後を見てみないとわからないが・・
以上の3店舗どれが正解かは今後を見てみないとわかりませんが、弁当とマスクのセット販売をした店Aと1ヶ月店を閉めた店Cでどれくらい差が出てくるのかは気になりますね。
同時に各駅のみ駅の最寄りの居酒屋Bの対応の早さを見ると、ビジネス面からはBが一番対応としてベターなのかなと思いました。
ただ、ここまで弁当売れる状況で、元の居酒屋に戻すタイミングをどうするのかという難しさはあるかもしれません。
飲食業は徐々に再開されて行くかと思いますけど、それでも元に戻るのは大変でしょう。
リモートワークが続く間は、昼に弁当を買うなど支援をしていきたいですね。


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