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関東在住福岡人のまったり投資日記

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投資哲学・投資理論

世界的にニュースのトーンが年々悲観的になっているのは、投資の逆張りとして参考にしたい

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ニュースが暗い内容ばかりで、バラエティやスポーツも明らかに普段と違う状況が2ヶ月以上続いているため、テレビ見るものがないという人はわたしの親世代でもいます。

ドイツのブンデスリーガが再開されるの見ますと、日本も来月にはできそうというのはありますけど、それまではバラエティなんかも通常営業は難しいでしょうね。

どうしても暗い気持ちになりがちですが、とはいえ長期的に見ると世界はいい方向に向かってるというスティーブン・ピンカーの「21世紀の啓蒙」は上巻まで読むと、コロナは大変だけどもっと昔に起きてたらそれこそ中世欧州のペストみたいになってたのかもしれないなと。


本にも書かれてますけど、もちろんポジティブだけではダメでネガティブな警鐘は必要ですが、過度にネガティブになるのも良くないなと思うんですよね。

もちろんネガティブな予測も考慮するというのは無視しない方がいいでしょうけど。

で、上巻の中に注目すべきグラフが載ってたんですね。

「世界的にニュースのトーンが年々悲観的になっている」傾向があるのです。

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ニュースのトーンは年々悲観的になっている


データサイエンティストが「感情マイニング」というテクニックを使って、1945年~2005年までのNYタイムズと1979年~2010年までに世界130カ国で配信された記事や放送の英訳を分析したそうです。

「良い、すてき、ひどい、恐ろしい」という肯定・否定の言葉の数とぶんみゃくを 集計することで文章のトーンを集計したのが以下の結果です。

news-tone-20200522.jpg

世界の記事を見てもどんどんネガティブでマイナスの方向に下がって行ってるのがわかります。

アメリカの場合ベトナム戦争からオイルショックあたりの高インフレの時代以降80年代から90年代に回復したのですが、その後暗いトーンになりつつあります。

細かく見るとリーマンショックの2008年とか、アジア通貨危機のあった90年代末あたり世界の報道は一気にネガティブにいってるので、経済も関連しているといってよさそうなデータです。

アメリカの景気低迷が顕著だった1970年代もトーンが暗くなっていますし。

投資も含めてネガティブな情報が多いのならば逆張りで行きたい


これを見るとネガティブな情報に偏って行ってるので、何かしらのバイアスかかってるようにも見えるんですよね。

だったら、ポジティブな情報の方をやや重視した方がいいと思いますし、ネガティブな情報ってそのうちなんとかなるさくらいで済むのもあるんじゃないかって気がします。

とくに経済や投資関連に関しては波のあるものですから、長い視野で短期的に必要以上にネガティブになる必要もないのかなと読んでいて思いました。

あと、これを見ると元々ひねくれてるので逆張りしたくなりますw

ネガティブなニュースが多いのは雑誌や書籍にも通じていて、Amazonで経済・ビジネス・投資関連ってカテゴリ別に分けてランキング見ても、こいついっつも本出してるけどよく需要あるなぁと思う著者の本って案外見かけるんですよね。

逆神で有名な紫ハマー以外にもM野とか、参議院までなって日本暴落論いってるFあたりの本がライクインしてるってことは、それだけ悲観論に需要があるってことなのかもしれません。

でも、21世紀の啓蒙にもあるように着実に世界は改善してきてるのを見ますと、警戒感は持ちつつも、もっとポジティブに考えた方がいいのかなと。

ファクトフルネスやこういう本が全米ベストセラーになってるのもまたメディアが必要以上に悲観すぎるからこその反動なのかもしれません。

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