直近1ヶ月はコミュニケーションサービスセクターが好調で、意外にもヘルスケアセクターは延び悩み
5月も終わりが見えてきまして、欧州の先進国と東アジアではコロナ後を見据えた動きになってきたかと思います。
2月と3月の暴落以来ぽつぽつと業種別や国別のパフォーマンスを見てきましたが、来月は6月で3ヶ月に1回の大きく投資をする月。
であるならば、現状を把握しておきたいなと。
現時点の底から1ヶ月経過したので、SPDRの米国株セクターETF、iシェアーズのグローバルセクターETFのPER、PBRを確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
大型連休に突入してる人もいるかと思いますが、海外市場は開いております。思えば去年、連休明けに株価が一時的に崩れてたのを思うと、着実に感染者数が減少は見えてるものの緊急事態宣言の解除判断がGW終了直前になりそうな日本は連休明け警戒が必要でしょうね。さて、いまのところ1ヶ月前の3/23がNYダウの最安値となっています。ちょうど最安値を記録した1ヶ月前にセクター別のPERやPBRを調べたんですけど、そこから株式が結構回...
ということで米国セクター別のパフォーマンスを調べてみたのですが、直近1ヶ月ではちょっと景色が変わり始めてるかなという印象を持ちました。
年初来でテクノロジーセクターに続いてパフォーマンスがいいのはコミュニケーションサービスセクター
年初来の米国セクター別のパフォーマンスは以下の通り。

緑のテクノロジーセクターは唯一プラス。
それに続いているのは青のコミュニケーションセクターと紫のヘルスケアセクターという状況です。
冴えないのは資本財、エネルギー、金融。経済が止まってる状況と原油価格の変動の影響大といったところでしょうか。

年初来の細かな動きを見ますと、エネルギーセクターはどん底からかなり回復しているといっていいでしょう。
一方金融セクターはマイナス金利の話が出るレベルで日本の銀行と同じような道をたどっているようにも見えてますので冴えません。
原油価格が正常化するとエネルギーセクターにもパフォーマンスで劣るということもあるかもしれません。
直近1ヶ月で見るとディフェンシブセクターが伸び悩んでいる
気になったので直近1ヶ月の状況も調べてみたのですが、左側の一般消費財、コミュニケーション、テクノロジー、エネルギーといったセクターは大きく上昇しています。

一方でディフェンシブとされる生活必需品、公益事業はマイナスですし、ヘルスケアセクターもわずかにプラスとなってます。
ヘルスケアセクターは年初来プラスが一番最初に見えたセクターだったのですが、ここのところ頭打ちの様相。
ワクチン開発や薬絡みで上がることもあるのですけど、初期治験の動向にも左右されるので、なかなか突き抜けきれないという印象です。
ただ、伸びしろはあるようにみえるんですけどね。
ちなみに小型株も含むバンガード・米国ヘルスケア・セクター ETF(ティッカー:VHT)は年初来±0を行ったり来たりという感じでした。

来月は夏のボーナス出ることが確定しているので9割方投資に回しますが、現状株式がポートフォリオの想定からマイナスに乖離していることから株式偏重で投資をする予定です。
ヘルスケアセクターはかなり高値の状況ですが、個人的に重視していますし、これから数年ホットになると思うので、来月投資したいと考えています。


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