TOPIXでも日経平均(日経225)でもないJPX400はありか?
先週山本潤氏のTOPIXより日経平均(日経225)という考え方について記事にしました。
個人的には日経平均にも長所があるので、一概にTOPIXがいいというものではないというのは一理あるかなと。
山本潤氏のTOPIXより日経平均(日経225)という考え方 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」は大型連休中読んだ投資関連本の中では個人的な感性に合うものでした。とくにリスクとリターンの計算方法なんかは個人的に好きな部分ですね。...
ただ、この2つ以外に第3の選択肢がないかなということで調べていて思い出したのが、JPX400。
割と山本氏の基準的なことを考えるとありなんじゃないかなと。
JPX日経400の算定方法
山本氏が国内株をスクリーニングする際にあげていた項目は以下の3つでした。
- 4年連続増収
- 直近の営業利益が13%以上
- 中期計画が発表されているか、存在すること
これに対してJPX400は東証一部、二部、マザーズまたはJASDAQの銘柄から上場後3年未満、債務超過や3年連続の営業赤字や最終赤字の会社を除外して、さらに近3年間の売買代金、選定基準日(6月最終営業日)の時価総額により上位1000銘柄を選定します。
加えて1000銘柄から以下3つで点数をつけて選定を行います。
- 3年平均ROE(株主資本利益率)
- 3年累積営業利益
- 時価総額(選定基準日時点)
スコアが高い400銘柄が選定されるのですが、ほとんどが東証一部から選ばれています。
そして、毎年8月第5営業日に入替銘柄を公表し、8月最終営業日に銘柄入替を実施するわけですが、2014年~2018年毎年30~40銘柄程度入れ替えられて、平均で8%。
ウェートはキャップがありますし、分散の意味でも偏重はないのでいいのではないかと思います。
ちなみにここ2年のパフォーマンスをTOPIX、日経平均と比較すると以下の通り。

日経平均ほどボラティリティが高いわけでもなくTOPIXよりもややパフォーマンスがいいという結果ですね。
SBI証券では取引手数料無料対象
SBI証券では東証上場ETFが取引手数料無料対象になってる銘柄もありますけど、以下の5本は対象。
iシェアーズ JPX日経400 ETF(1364)
One ETF JPX日経400(1474)
NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信(1591)
MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593)
ダイワ上場投信-JPX日経400(1599)
いずれも資産規模は1000億から3000億くらいなので規模的には問題なさそうです。
信託報酬と出来高は差がありそうなのでそこを見極めれば投資対象にしていいかと考えます。
大型連休中に給付金の開始時に申請して、自治体の情報見る限りそろそろ入金がありそうな気配です。
給付金を国内株への投資に使うと決めたなかで、個人的にはJPX400の投資は悪くないかなと考えています。


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