2020夏のボーナスの株式部分はVIG:HDV:サテライト枠=1:1:1で米国外の比率を高めます
コロナショックの影響でボーナスや会社業績にどれだけ影響でるか?というのは先月中旬から先週にかけて注意深く見守っておりましたが、前年比較の4月度の業績では想像していたよりも軽そうという印象。
そして、夏のボーナスは無事に支給が確定しましたので、投資の方針は大まかに決めて、先週金額を詰めておりました。
2020年夏のボーナス枠の投資は、株式8割、その他(債券中心)2割でいくことに決めました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
5月も終わり明日から6月です。今年も上半期が終わろうという状況ですけど、いろいろとありすぎて正直アップアップな感が強いです。そんな中でも夏のボーナスもあと1ヶ月となりました。...
これまで5年近くアメリカ中心に投資をしてきたわけですが、コロナでアメリカが分裂するとか妙に悲観論を煽る人もいますけど、「21世紀の啓蒙」とかを読む限りそれはないと考えます。
とはいえこの株価の急回復はやや怖さを覚えるのでどうしたものかなと。
考えた末に今回の投資は米国外の比率を高めることにしました。
株式はHDVとVIG中心で2/3、残り1/3でサテライト枠(実験枠)に投資
株式のコアの部分はiシェアーズ・コア米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)とバンガード米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)で、昨年はこの2本で8割を占めてましたが、これをまた減らします。
株価下落時に耐性がある印象なので、以下の2本を引き続き株式のコアとして2/3で行きます。
iシェアーズ・コア米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)
バンガード米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
流石に回復が早すぎるので、これならもう少し実験的なサテライト枠を拡大して、米国以外への投資や自分が注目してる対象に投資をした方がいいかなと。
個人的に欧州の株価が下がってますけど、きっちり感染者の抑制から回復の余地が出てきたので、米国外先進国も対象としては悪くないんじゃないかと考えたのが大きいです。
新興国はこれからが本番でしょうが、先進国はこれから正常化も進みますし、一部被害が比較的軽く済んでる国もありますし。
サテライト枠としてVDC、VHT、VIGI、VYMI、MTUM、EWL、EISに投資
重点セクターとして投資してきた生活必需品セクター(VDC)とヘルスケアセクター(VHT)も含めてサテライト枠に含めて投資をすることにしました。
投資をするETFは以下の7本です。
バンガード米国生活必需品セクターETF(ティッカー:VDC)
バンガード米国ヘルスケアセクターETF(ティッカー:VHT)
iシェアーズ・エッジMSCI米国モメンタム・ファクターETF(ティッカー:MTUM)
iシェアーズMSCIイスラエルETF(ティッカー:EIS)
iシェアーズMSCIスイスETF(ティッカー:EWL)
バンガード・米国外増配株式(ティッカー:VIGI)
バンガード・米国外高配当株ETF(ティッカー:VYMI)
重点セクター(生活必需品、ヘルスケア)、重点国(スイス、イスラエル)、重点ファクター(配当、増配、モメンタム)への投資を今回は増やそうかなと。
もちろんこれが功を奏するかわかりませんが、ちょっと変えてみようかなと。上手くいかなければ冬の投資で修整すればいいと考えています。
株式以外の部分はBND、BLV、VWOB、REETを均等に買う
株式以外の部分は債券ETFが過去最高値の状況ですから、米国債ETFの比率を減らして、新興国債券、グローバルREITに投資をします。
投資先は以下の4本で、株式以外の部分はだいたい4本とも金額を均等に近くなるように買う予定です。
バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)
バンガード米国長期債券ETF(ティッカー:BLV)
バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF(ティッカー:VWOB)
iシェアーズ グローバルREIT ETF(ティッカー:REET)
このまま株高の状況が続くとリバランスが必要になったときどうするかというのは気にしていますが、ひとまずは資産をREITなり新興国債券に散らした方がいいかなと。
アセットアロケーションの最適化を読む限りは分散した方がいいと去年から考えてますので、引き続きこの施策でパフォーマンスがどうなるか含めてしばらく様子をみたいと考えています。


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