米国金利と債券系ETF
ここのところ円安ドル高が進んでおりますし、アリババ効果でしょうか?ダウもまた高値になりつつあるようです。
じゃあその間の米国債10年物の金利とかどうなってるんだろ?と思ったわけです。株高以上に円安ドル高が進んでおりますし。で、10年国債のここ半年の金利は以下の通りです。
8月下旬から金利が上昇しております。ちょうど102円で均衡していたのが上がり始めた時期とリンクしています。米国債の金利と為替相場は関連性がありそうです。
何故このお話かといいますと私が持っておりますBNDとJNKという、米国の債券の海外ETFが2つあります。
私はシーゲルの考えに賛同ですが、非常時の債券は必要と考えておりますので、債券系のETFを持っておく必要がある意味でBNDは売るつもりはありません。
しか~しジャンク債であるJNKは、レラティブ・ストレングスでも危ない感じがしているため、そろそろ売り時を探っている状況です。為替がどうなるかで様子見ですが、そろそろもう少し多少は安全性の高い債券にスイッチしようかと。
まぁ、まだ様子見ではありますが、またリーマン級の大ショックが来た時までJNKを買うことはないでしょうね。30ドル付近まで下がればまた買うでしょうけど。
さて、金利が8月末から上昇しているのですが、
米国の債券系のETFはどうなっているのか?調べてみました。
- BND(米国トータル債券)
- JNK(ジャンク債)
- LQD(適格社債)
- TLT(長期債)

意外や意外BNDとLQDが似た推移をしております。この2つはマイルドですが、JNKとTLTは激しいですね。
TLTはBNDやJNKよりも上下で同じ方向にぶれているといえそうです。これ見るとやっぱりJNKだけ不調なんですよねぇ。米国と日本や欧州の政策を考えると、まだ円安が進む可能性あると思うんですよね。
理論的には米ドル高になると思いますし。色々な動きは来月あたりまで続きそうですので、引き続き注視していこうと思います。


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