VTが比較的好調で復活する。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2020年6月度編
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
前回の結果は以下の通りです。3,6,12ヶ月リターン計算方法
①3ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から3ヶ月前の月末価格 - 1
②6ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から6ヶ月前の月末価格 - 1
③12ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から12ヶ月前の月末価格 - 1
④3,6,12ヶ月リターンの平均 = (①+②+③)÷3
⑤12か月移動平均 = 12か月分の合計÷12
⑥3,6,12ヶ月リターンの平均がプラス 且つ 市場価格が12カ月移動平均を上回った場合BUY、それ以外はSELL。
増配と小型グロースが復活。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2020年5月度編 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。...
債券のETF
- TLT(長期債) BUY
LQD(投資適格社債) BUY
BND(米国債券) BUY
JNK(ジャンク債) SELL
BLV(米国長期債券) BUY
VCLT(米国長期社債) BUY
EDV(超長期米国債) BUY
REITのETF
- IFGL(米国除くREIT) SELL
IYR(米国REIT) SELL
セクターETF
- KXI(世界生活必需品) SELL
IXC(世界エネルギー) SELL
IXJ(世界ヘルスケア) BUY
VDC(米国生活必需品セクター) SELL
VHT(米国ヘルスケア・セクター) BUY
高配当系ETF
- HDV(高配当) SELL
VYM(高配当) SELL
VIG(連続増配) SELL→BUY→SELL
小型株とVTと米国外ETF
- VT(全世界株式) SELL→BUY
VSS(米国除く小型株) SELL
VB(米国小型株) SELL
VBR(米国スモールキャップ・バリュー) SELL
VBK(米国スモールキャップ・グロース) BUY
VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) SELL
VGK(ヨーロッパ) SELL
VWO(エマージング・マーケッツ) SELL
その影響を受けてVIGもわずかな差でSELLに戻ってしまいました。とはいえ価格自体は他と比較して好調なのは変らないのですけど。
6月唯一BUYに変ったのはVT。
まだ昨年末や1月の水準まで遠いのですけど、62ドルから75ドルくらいまで戻してきていています。
米国株が今ひとつな月だった印象ですけど、新興国株式や欧州株は結構回復が始まっています。
新興国は感染者が悲惨な状況の国もとらほらありますけど、株式が回復し始めてるのは先進国の4月とかの流れを追ってるのかなと思いますね。
夏場はだいたい株価が冴えませんし、コロナでまた世界各国のマスコミが騒ぎそうな状況になりつつありますが、3月の状況見てもそういうときが一番の買い場というのは間違いないと考えます。
やるべき逆張りはマスコミというのがコロナショックの教訓かなと。
なので夏場に投資するのも視野に入れつつ、仕事で残業規制+夏期休暇があるのでいろいろとデータを調べていこうかなと思ってます。


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