金融資産の3000万や5000万は資本主義で節目となるが、現金比率によって意味合いは変わる
ニューロンズさんのブログはいつも読んでるのですが、以下の記事は興味深かったですね。
資本主義ゲームの実質的ゴールは金融資産3000万円である理由 | 理系の錬金術
資産運用の目標額としてよく見るのは1億円という目標です。目標は大きければ大きい方が良いというのは真理だと思いますが、とはいえ現在1000万円もないような20代の人が1億円を目指しても、あまりの目標の遠さに目眩がするかもしれません。
個人的に腑に落ちるものがありましたし、景色は確かに変わる印象を持ちますね。
とはいえ、わたしは加谷珪一氏が提唱する「5000万貯めると違う世界が見えてくる」っていうのもしっくりくるものがあるのも事実。
加谷珪一氏は、「5000万貯めると違う世界が見えてくる」といってたが、3000万も大きな節目だと思うなぁ。 https://t.co/vJQplAoEjX
— garboflash (@garboflash) September 1, 2020
3000万なら仕事辞めるかというとう~んという感じなんですけど、感覚的に5000万あれば辞める意識は高まるかなというのが30代真ん中ぐらいの人間としての感覚です。
とはいえ3000万あれば逃げ切り計算機でも逃げ切れる確率が上がり始める資産ですので、大きな節目と言えるでしょう。
金融資産という意味では3000万、5000万は節目になると思うのですが、金融資産の現金比率の影響また大きなものがあるかなと思ったんですね。
3000万でも現金比率によってはいろいろと変わってくる
3000万や5000万でも現金比率によっては違ってくるかなと。
もちろん性格によって取れるリスクは異なるでしょうから、リスク全振りできる人は例えば3000万リスク資産でゴールと言っていいでしょう。
複利の効果はでかいでしょうし。もちろん資産の変動もの影響もまたでかいですけど。
ただ、これが3000万中3分の1現金といった場合は、リストラや病気といった有事の備えはできていると思いますが、リタイア目指すかというと相当な倹約生活が必須となるでしょう。
わたしが5000万で景色が違うというのも、例えば金融資産中現金1000万としても、3000万と5000万だと、後者ならば逃げ切りが見えてくるという感じになりますし、有事の備えとしても十分な現金化と思うんですよね。
これは年齢が50近くならばまた違ってくるでしょうけど、個人的には20代30代であるならば5000万目指した方がいいのかなというのも考えていますね。
とはいえそうは問屋が卸しませんし、2010年代の好調な相場を経験したから軽く言える言葉とも言えます。
なので、収入とか副業とかもいろいろとプランをもっておくと違ってくるでしょうね。
金融資産5000万(現金1000万)はセミリタイアのひとつのモデルとなりそう
個人的に金融資産5000万、内現金1000万ってセミリタイアの一つのモデルとなるかなと思うんですね。
ニューロンズさんの記事中に「3000万円から追加投資無しで年利5%で長期間放置した場合に資産は10年で約5000万円」とありますし、現金もこれくらいの資産を運用できるならば節約意識で数年で現金を食い潰すこともないでしょう。
わたしもいまのところはこれが理想のモデルかなと思って資産を増やしていきたいなと思ってますね。
現時点でよっぽど円安+株高が進まない限りは40代じゃないと達成できないのが困りどころですが。
ゴールに至る過程では、現金も増やしつつリスク資産の方に重みを置いて投資を続けて、先に現金を達成したらコロナショック級やリーマンショック級の急落のときに投資する以外は放置というのがいいかなと考えます。
わたしの場合、現金は当面ここまで増やすと考えるところまで数年前に増やせたので、いまはリスク資産に突っ込みつつ現金使うのは急落が来たら弾をぶっ放すという方針でやっています。
個人的な見解では、今後40代リタイア決断の前に1回はITバブル、リーマンショック級の数年は不調な相場が来ると考えてます。
なので仮に順調に資産が増やして資産目標達成しても恐慌級の相場が来なければ、さらに金融資産を増やすというのも選択肢の一つかなというプランでいます。


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