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「配当成長株投資のすすめ」の観点で見た日本株と新興国株式

dividend-japan-emerging.jpg

「配当成長株投資のすすめ」は株式のポートフォリオで増配ETFがコアの一角を占めているので、個人的には惹かれる内容がよかったです。

配当率の高さのみ見てるというわけではありませんでしたし。

金融危機後の負の複利を避けるための「配当成長株投資のすすめ」 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

8月終了時点の資産集計をしたときに、ポートフォリオ内でとくに上昇が目立ったのはバンガードの米国増配株ETF(ティッカー:VIG)でした。米国外先進国株ETFのカテゴリでも増配ETFのVIGIは結構早くプラ転してる状況で、増配の好調さを感じてる今日この頃です。...

で、この本は資産管理会社ザ・バーンセン・グループの創業者兼CIOのデビッド・L・バーンセン氏が書いていて、アメリカで活動してるわけですから、当然米国株に関して中心の内容となります。

ただ、巻末の付録には「国債市場における配当成長株」という付録がついていて、その中で日本株や新興国株式に関してコメントしているのですが、結論としては悪くなく分散して投資することを肯定する内容となっていました。

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日本の状況


バーンセン氏はこれまで日本は無視してきたそうで、その理由は配当成長の文化を主張できる立場にないと考えたからとのこと。

ところがいまは見解が変わってるようで、経済成長率をもとに2016年マクロ経済の最悪な状況は去ったとのこと。

japan-growth.jpg

もちろん財政や人口動態の懸念は上げてはいるものの、利益と配当は増えていて、配当はとくに伸びてるが上昇予知があるので、日本の株式市場は配当成長株投資の本の内容に沿ってるとのこと。

dividend-nikkei225.jpg

もちろん上記図を見る限りアメリカや欧州と比べて低水準ですけど、配当上昇予知ありと見てるんでしょうね。

思ったよりも有配企業が多い新興国の状況


日本株の次に見てたのが新興国市場についてです。

これに関しては「新興国市場における配当成長株の投資機会は紛れもなく魅力的なもの」とまでいってます。

個人的に驚いたのは有配株の割合で、先進国なみに高くなってるんですよね。

MCSI-EM-DM.jpg

配当性向はそこまで高くないようですが・・

MSCI-USA-EURO-EM.jpg

このグラフ見るとアジア通貨危機、ITバブル、リーマンショックのとき配当性向が高くなってるので、これがピークから下降し始めたときが投資にいい機会という気もしますが・・

world-dividend.jpg

ちなみに配当利回り3%超えで見ると新興国市場は比率が高い。

確かに、SBI証券あたりで買える東南アジアの株って利回りかなり高い印象があります。

人口動態上の優位性やグロース特性も持ち合わせていて、割安な状況からバリュー思考の投資家が追求するにはより多くのチャンスがあると考えざる得ないとまで書いてます。

配当に関するデータが2016年だったり、2018年載ってたりとまちまちなのは、致し方ない面もあるかと思いますが、読んでいて新興国の配当絡みのETFも調べてみたくなる内容でした。

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