ひふみ投信の上位構成銘柄から消えた銘柄がどうなったか見てみた(2020年編)
ひふみプラスに投資をしているので、ひふみ投信の上位構成銘柄が1年でどうなったかについて10/4記事にしました。
ここ2年ほど米国株の組入れの影響で、VISAやマイクロソフト、Netflixあたりが上位に顔を出しておりましたが、コロナショック後ポートフォリオを徐々に切り替えてるようで、上位10社全て日本企業に変わっていました。
ただ半分は入れ替わっていて、上位から消えた銘柄のパフォーマンスってどうなってるのか?と気になるところです。
ちなみに上位10社から消えた銘柄は以下の5社。
ネットワンシステムズ(7518)
INTUIT(INTU)
東京エレクトロン(8035)
VISA(ティッカー:V)
シスメックス(6869)
ちなみに5社とも3ヶ月前の上位30社の銘柄を見る限り姿を消しているような状況です。
コロナショックの影響を受けたからなのか?ということでこの5社について調べてみました。
INTUIT、VISA
まずは米国株のINTUITとVISA。
INTUITは個人・中小企業及び会計士向け財務会計ソフト及びそれらのオンラインサービスの提供を行なう企業です。
こういう業種と言うことを考えるとVISAほどではないにしろコロナショックの影響を受けてなさそうな印象ですが・・

実際、2銘柄ともS&P500に大きく負けてるという訳でもないですし。
INTUITはコロナショック後のハイテク急騰に該当しそうな銘柄ですしねぇ。割高と思ったんでしょうかね。
VISAに関してはここのところはS&P500と似たような値動きです。
ただ、今後数年で指紋認証も進みそうな印象を、「コトラーのリテール4.0」を読む限りは受けますし、デジタル通過絡みはリブラ協会のメンバー企業だった(その後脱退してフェイスブックはリブラのプランを修整する羽目になった)のを見ますと長期でホールドする銘柄に個人的には思えるんですけどね。
コトラーのリテール4.0 デジタルトランスフォーメーション時代の1
posted with ヨメレバ
フィリップ・コトラー/恩藏直人・監 高沢亜砂代・訳 朝日新聞出版 2020年04月20日頃
ネットワンシステムズ、東京エレクトロン、シスメックス
では、残りの3社はどうなっているのか?
ネットワンシステムズはITインフラに強い情報・通信(シスコと関係強い)、東京エレクトロンは半導体製造装置で世界3位、シスメックスは検体検査機器・試薬で高シェアとコロナ後も強そうな企業に思えます。

3社ともTOPIXやJASDAQ上回ってるんですけどね。
まぁ、半導体は浮き沈み激しそうなので、やや加熱感を感じる状況で売ったのかもしれませんが。
ちなみに過去5年のネットワンシステムズ、東京エレクトロンのパフォーマンスは以下の通り。

個別株やるならこういう銘柄を拾いたいものです。
今後の投資の上でテレワークは一定割合移行していくことになりますし、学校関連もオンライン増えてくと思うんですよね。
となるとITインフラの需要は減りませんし、回線増強とかは増えるはず。シスコと関係強いネットワンシステムズの需要は高そうに思えます。
この1年SBI配下になったり、ひふみワールドを新規設定したりととりまく環境も変わってきましたが、次の1年どう動いていくのか?
引き続きひふみプラスで投資を続けると同時に、動向に注目したいですね。


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