「MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法」でロブ・ムーアが説いたお金持ちの考え方11箇条
Amazonで投資関連本を1ヶ月に1回くらいランキングを見ておりますが、東洋経済で毎週記事になる売上ランキング同様、変な本が数年前と比較して明らかに増えたなと。
いつまでも上位にランクインしている名著も数多くあるんですが、なんだかなぁって本も増えてきてる感があります。
そんな中、アマゾンUK1位独走と書かれた「MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法」がありました。
ちょうどAmazonのポイントあるし、4連休中の図書館7冊借りる羽目になったのを処理したところで見つけたので、UK1位なら面白い本かなと思いまして購入しました。
書いてあることはまともで、20代借金困窮から30歳で150億稼ぐにはやっぱり基本の積み重ねなんだなと思いました。
で、書かれてる中で興味を持ったのは、お金持ちの考え方11箇条です。
お金持ちの考え方11箇条
3章お金持ちの考え方、その他大勢の考え方の中で、お金持ちの考え方が11個紹介されてます。
形式としては持つ物の考え方と持たざる物の考え方という形で表記されていて、お金持ちの考え方としては以下11箇条とも言える内容でした。
- お金はすべての善の源だ。
- お金をつくるには自分の力が必要だ。
- 金融制度は価値をつくり、お金を加速させる。
- よい借金は善だ。
- お金に一生懸命働いてもらわなければならない。
- 自分がお金を儲ければ、みんなも儲かる。
- 優先順位の低い仕事をする時間はない。
- 私には価値があり、お金を稼ぐ才能がある。
- お金をつくり、分かち合うのはわたしの使命だ。
- 先に蓄え、その残りで必要経費を支払う。
- あれこれ言われるのはどのみち同じだ。
個人的に自信をもつってことは大切だと思いますけど、尊大になりすぎるとダメだと思うので、一部は違うかなと考えます。
ただ、金を貯めるのは悪とか金融制度批判ばかりしていては金たまらないだろうなと。なんでも人のせいにしてるのは悪い方向に転がることにつながりますし。
とくに11か条で印象に残ったのは「先に蓄え、その残りで必要経費を支払う。」です。
個人的に買いたいものや帰省費用とか結構お金がかかるイベントがある場合に、残業状況やらから給与の状況考えて、ここまで買っても大丈夫とかそういうのを把握して、残りで支払うってやってるとお金は貯まると考えています。
なので、この思想はとても大切だと思います。
実際、他の項でも収入の把握の重要性をムーア氏は説いてますから、お金を増やす上でも重要だと考えます。
個人的にはよい借金というのは考え方でわかるんですけど、それは個人のリスク許容度によると思うので、個人的にはなかなか手を出せないですね。
まぁ、クレジットカード活用でもポイントなど十分貯まると思うので、個人的にはそちらの方に舵を切ってます。
読んでいて、仮に20代のうちに読んでいたらもう少しお金貯まったかなと思う三十路です。


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